特定非営利活動法人( NPO法人 )
BHNテレコム支援協議会
                                                                                                   
 
2009-10-19
インドネシア・ジャワ島西部地震被災者にラジオを寄贈
被災者の情報源はラジオ
10月14日、バンドン市内から40kmの山中にある最初の支援地GAMBUNG KERTASARIで、インドネシアの世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の拠点NGO・CRIの協力の下に50台を寄贈しました。写真左は、金子参与。

「FMわいわい」の協力で被災者にラジオ寄贈事業
 インドネシア・ジャワ島西部で、9月2日日本時間午後4時55分ごろマグニチュード7.0の地震が発生しました。
 地震の被害で、被災者に生活情報を届ける5つのコミュニティラジオ局が一時放送できない状態になりました。ラジオ局の復旧に伴い放送は再開されましたが、被災者に配布するラジオが不足していました。
 現地では、「もっと大きな地震が来る」などのうわさが飛び交い住民が不安な日々を送っていたことから、現地のFM局が神戸市長田区のコミュニティ放送局「エフエムわいわい」(AMARC日本協議会に加盟)に資金支援を要請しました。「エフエムわいわい」が資金支援を行いましたが、ラジオは全世帯に行き渡りませんでした。
 「エフエムわいわい」からは、当会がラジオを配布するのであれば、現地のNGOを紹介するなどの協力をするとの提案があり、ラジオ配布の支援を行うことになりました。

被災者の情報源はラジオが主
 当会では12日から、金子・伊藤両参与を現地に派遣しています。
 両名は12日に首都のジャカルタに到着、13日に被災地のバンドンに移動し、14日から、インドネシアのAMARCの拠点NGO・CRIの協力の下に、バンドンから40km、車で2時間ほどの山中にある被災地GAMBUNG KERTASARIでラジオの配布に取り掛かりました。因みにここは、オランダの植民地時代から、プランテーションでお茶の栽培が行われていて、一面に茶畑が広がっている地域だそうです。

CRIの事務所に詰まれたラジオ

CRIのスタッフと配布計画会議

 14日は、150台のラジオを車に積んで出発、2ヵ所のテント村でのラジオ配布を予定していました。しかし、途中で激しいスコールに見舞われ、1箇所に配布しただけで引き返すことになりました。地震に直撃された地域は山間部にあり、道路事情が悪く、滑って危ないとの現地スタッフの助言と、もう一つの村に明るい内に到着できないことが分かったことによります。

 被災地はテレビが映りにくい地域で、人々の情報源はラジオが主です。
 ラジオがあれば情報が得られ、娯楽番組を楽しむことができ、子供の教育にも活用できるということで、大変感謝されたとのことでした。
 現地の小さなFM放送局が稼動していて、乞われて金子参与が生出演をしました。その朝にも、バンドンの新聞社の取材を受けたとのことでした。
 被災した山奥の村の夜は寒いそうです。ラジオの放送を聴いて、復興への意欲を取り戻し、再起に向けた足がかりにして欲しいと関係者一同願っています。

 両名はこの地域での配布事業終了後、9月30日の午前と午後に発生した二つの地震で大きな被害を蒙った、スマトラ島西部のパダンに移動します。パダンでは、支援ニーズ調査を行うこととしています。

ラジオにBHNのシール貼り作業

ラジオ配布スタッフ(右端が伊藤参与)

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