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BHNテレコム支援協議会
                                                                                                   
 
更新 2011-06-09
第三次事業 − コミュニティ放送局支援状況

宮城県の放送局支援に続き、5月岩手県の放送局を支援しました

 アメリカの財団グロバールギビングよりの資金援助で、在神戸のコミュニティ放送局「FMわいわい」と連携して、実施している臨時災害ラジオ局およびコミュニティ放送局への支援活動は、4月22日から25日にかけて宮城県の放送局を巡回したのに続き、5月5日から9日にかけて支援チームが岩手県を訪れました。今回は当会技術者とFMわいわい代表他、同放送局を支援している諸団体スタッフ、総勢6名で、宮古、釜石、奥州、気仙沼、大船渡、花巻にある放送局や支援団体等計10ヶ所を回りました。

 今回は、大船渡・気仙沼・釜石の臨時災害放送局に番組保存と番組編集用に使うPCとHDDを寄贈、気仙沼・釜石・宮古の各臨時災害放送局とコミュニティ放送局の奥州エフエム、えふえむ花巻には多言語音声による震災関連情報CDを渡しました。また、岩手県国際交流センターに500台のラジオ受信機を寄贈しました。

 今回訪問した宮古市臨時災害FM局では、宮古市に100名程度の韓国籍、中国国籍、アメリカ国籍、フィリピンの方々が住んでいて、これまで中国語、英語の放送は行なっていたものの、次に対応を考えていた韓国語放送ができずに困っているところに、今回の韓国語を含む多言語音声による震災関連情報CDの提供したことで、これはありがたいと大変感謝されました。また、ラジオ受信機については、釜石災害支援ボランティアセンター、みやこエフエム放送局、大船渡さいがいエフエム放送局から、まだラジオ受信機が必要であるとの声を聞きましたので更なる支援に努めたいと思います。

 また気仙沼では、この地域に多く暮らすフィリピンの女性達のリーダーから被災状況を伺い、彼女達が宮城県北部および岩手県南部の臨時災害FM局やコミュニティ放送局での番号制作、放送を通して、コミュニティづくりを深めていくことができるように支援していくことになりました。

 これまで行った宮城県、岩手県の臨時災害ラジオ局およびコミュニティ放送局への主な支援の状況は以下の通りです;

(1)被災外国人向け多言語音声情報の提供
 被災地のニーズに対応した被災外国人向けに多言語音声情報(英語、中国語、韓国朝鮮語、ポルトガル語、タガログ語、スペイン語、ベトナム語)の音声素材(CDまたはMP3ファイル)を臨時災害FM局(コミュニティ放送局を含む)などに提供しており、これまで17箇所の臨時災害ラジオ局およびコミュニティ放送局に配布し、活用されています。

(2)ラジオ受信機の配布
 臨時災害FM局とコミュニティ放送局、被災者支援グループ、外国人支援団体など23箇所に合計6100台配布しました。電源は手回しと太陽電池からで、電池や電気は不要のラジオです。 未だまだラジオが足りないという声を聞きますので更に約15,000台を配布する予定にしています。

(3)臨時災害FM局への機材支援

 臨時災害FM局の放送同時録音用(アーカイブ)および音声編集用ノートパソコンとハードディスクドライブを提供しています。放送番組のアーカイブ化の支援は仙台メディアテークと連携しており、これまで13台のパソコンと10台の外付けHDDを提供しました。

 今後もできるだけ多くの放送局の支援を実施したいと思いますが、当面は南三陸町(宮城県)で立ち上げ準備中の臨時災害FM局の支援を優先しており、既に5月中旬からFMわいわいから放送スタッフ延べ4名が立ち上げ時の支援を行なうとともに、一部の放送機材(ミキサー、パソコン2台、HDD)とラジオ受信機1,100台を提供しました。 しかし、地形の関係で一部放送が届かないエリアがありますので、5月28−31日の予定でBHN会員の技術者2名が、その解決のため現地調査を行ないました。その結果は別途報告いたします。

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