特定非営利活動法人( 認定NPO法人 )
BHNテレコム支援協議会
                                                                                                   
 
更新 2011-07-23


新たな東日本大震災関連支援事業を開始
― 福島県飯舘村被災者支援情報ネットワーク(「までいかえるネット」)事業 −


 福島県飯館村避難民にIT、通信技術を使って情報を提供する支援事業の計画書を立案、JPF(ジャパン・プラットフォーム)の事業資金の承認が得られ、6月23日から事業を開始しています。

 飯館村は原発事故による計画的避難区域となり約6500名の村民及び村役場や小中高校、幼稚園、保育所が移転する必要がありますが、飯館村からの要請に基づき、避難される村民や子供達と村役場や教育機関を双方向でつなぐ情報システム(仮称:までいネット)を提供する支援を行ないます。避難村民と村役場および村民相互の情報伝達、相互コミュニケーションネットワーク(双方向ネットワーク)を構築することによって、 離村の後も残る企業、村民とのコミュニケーションやICTが苦手なお年寄り向けサービスも重視し、村民の安全と健康に資するだけでなく 村の絆を保ち、将来の帰村に資することを目的としています。

 事業の内容は主要な避難先(仮設住宅の集会所等)20か所と新旧村役場、小中高校及び幼稚園、保育所の移転先等小計8か所及び村に残る予定の特別老人ホーム、社会福祉事務所等小計3ヶ所、合計32ヶ所をインターネット及び簡易テレビ会議システムで結ぶ情報ネットワークを設置するとともに、仮設住宅等の村民個人のインターネットや携帯からアクセスできるウェブ、モバイルブログのプラットフォームを作成します。また、同村の要請に応え、老人等IT弱者に対する紙媒体やインターネットサポート等の情報通信支援及び健康相談システムの支援も併せて行なう予定です。

 ネットワーク(「までいかえるネット」)の名前の由来は、「丁寧にかつ心をこめて」の意味を持つ飯舘村のキャッチコピー「までぃ」の心と健康な農村生活を演出する田畑のあちこちから聞こえるカエルの声。あちらこちらの「かえる」の声をつなぎ、本村を離れることなく、までぃに(きちんと、しかも確実に)「かえる」ためにと、しばしの雨宿りを少しでも心安く過ごせるようにとの願いが込められています。事業スケジュールは、8月中にシステムの設置を終え、9月から運用を開始する予定にしております。

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