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ハティア島プロジェクト4:コミュニティラジオ・プロジェクトいよいよ始動!

 

2013年3月15日に、バングラデシュ・ハティア島における、JICA草の根技術協力支援事業(パートナー型)「コミュニティラジオによる早期災害情報提供を活用した地域住民災害対応能力強化プロジェクト」が始まりました。2017年8月までの、約4年5ヶ月にわたるプロジェクトです。

 

プロジェクト目標は「コミュニティラジオを活用した地域住民の災害対応能力を強化する」ことで、その為に以下4つの成果が達成されることを目指しています。

 

①    早期災害予警報システムを目的としたコミュニティラジオ局(CR)の運営・管理体制が整う
②    対象地域に特化した気象情報及び防災関連番組が定期的に放送される
③    地域住民がラジオ放送を定期的に聞き、コミュニティラジオの運営や番組に積極的に参加する
ようになる
④ 災害発生時の対策地域の避難体制が確立される

※ 事業背景についてはこちらのページをご覧ください

 

1.   BHNバングラデシュ事務所(BHN-BD)

2013年3月にNGO局への登録が完了し事務所スタッフも、調整員兼事務所代表、経理総務、サイト・マネージャー、サイト・アシスタントの4名に増えました。前者2名は首都ダッカ、後者2名はプロジェクト実施地のハティアが主な駐在地となります。

 

BHNバングラデシュ事務所(ダッカ)前で撮影 BHN-BDスタッフ4名と、ハティアのDUS事務所前で撮影

ダッカでは主に事務所運営や関連政府機関とのやりとり、経理・活動報告の最終とりまとめ等を行い、ハティアでは事業のモニタリングを中心に、CRプロジェクト・チーム(DUS)の活動報告のチェックおよびダッカへの方向を行います。

 

CRプロジェクト・チームとして、現地パートナーであるDwip Unnayan Songstha(DUS)も、専属スタッフ7名を新たに雇用します。内4名はコミュニティラジオ局のスタッフとして、JICA事業終了後も続けて地域に貢献する予定です。

2.   キックオフ・ワークショップ

上記7名を含め、4月3日~5日の3日間、ハティア島のDUS事務所兼シェルターの会議室で、キックオフ・ワークショップを行いました。参加者は、BHN-BDスタッフ4名、BHN東京事務所2名、CRプロジェクトチーム7名、DUSスタッフ1名の計15名です。

 

キックオフ・ワークショップ記念撮影

1日目はまずGeneral Sessionとして、プロジェクトの背景や目標、実施体制、CRの基本概念等を中心に説明し、その後Financial Sessionとして、JICA経費清算の特徴や領収書に関する注意事項など経理報告に関する説明を行いました。その都度質問や意見が多く交わされ、各々事業に対する理解がさらに深まりました。

 

2日目、3日目は、具体的な活動に関するImplementation Sessionです。活動報告の詳細や事業スケジュールの管理方法に関する説明や提案を行った他、2日間の大半の時間を、各活動をタスクレベルからさらに細かいレベルにブレークダウンする作業を行いました。

 

成果を達成する為にはどういった活動があるのか、またその活動を行うにはどのような手順と作業が必要なのか、といったことを一緒に確認していくことで、具体的なビジョンが描けるようになります。各々の意見視点をその中に反映していく作業で、とても充実したセッションとなりました。

 

机の距離も縮まり白熱したディスカッションは続く General Sessionの様子

朝9時から17時半まで、終始意見の飛び交う熱いワークショップとなり、最後は皆、疲労感と充実感の両方で満たされました。

 

ハティア、ダッカ、東京とスタッフのサイトはそれぞれ異なるものの、目的はただひとつ。ハティアで暮らす一人でも多くの人々を自然災害という脅威から守れるよう、チーム一丸となりプロジェクトに貢献していきたいと思います。

 

現地での写真はこちらのFacebookの写真アルバムをご覧ください。

>>バングラデシュ・ハティア島プロジェクトに関する前の記事はこちら

 

バングラデシュ・ハティア島CRプロジェクト

玉木(プロジェクト・オフィサー)