【熊本地震被災者支援活動 ~BHN熊本ICT健康サロンと益城町・テクノ仮設 第1回歩け歩け大会(開催模様報告)~】

2018年11月28日(水)16:40

 

熊本地震発災半年後の2016年10月17日から取り組んできたNTT西日本熊本支店受託事業「みんなの家における健康サービス運用支援業務」は、益城町・甲佐町・南阿蘇村の各2仮設住宅団地を対象として、第1期健康サービス支援・イベント支援合計96回、及び第2期健康サービス支援24回を実施しました。2018年度6月末には関係するすべての器具類が回収され完了しましたが、この健康サービス支援・イベント支援活動は被災者住民の皆様から大変好評で、BHN熊本事務所に対し繰り返し「継続要望」が寄せられました。

そこで、BHN熊本事務所では、同事務所・尾形邦彦氏が工夫して作成した「Excel版個人別健康データ集計表ソフト」を軸に、簡易な体重計・血圧計・体温計・マイク・スピーカーや、イスに座ってできる健康体操ビデオ等を揃え、少しの茶菓も加えて、「BHN熊本ICT健康サロン」と名付け、「BHN自主事業」として再開することにしました。更なる工夫として、仮設住宅団地集会所に設置しているパソコン・プリンター等「ICT設備の巡回設備点検・活用相談活動」と組み合わせて効率的に実施することにしました。

2018年5月以来、南阿蘇村の室南出口仮設住宅団地・岩坂仮設住宅団地、益城町のテクノ仮設住宅団地において、ほぼ月1回の頻度で継続実施しています。被災者住民の皆様に大変好評です。

今回は、益城町・テクノ仮設住宅団地において実施した「BHN熊本ICT健康サロン」及び「第1回歩け歩け大会」の模様を写真で報告します。

2018年11月14日午前10:00頃、BHN熊本事務所・尾形邦彦氏によってBHN熊本ICT健康サロンの受付開始。既にみなさん顔見知りで、氏名確認・体重測定・血圧測定・歩数計のデータを申告。10:10頃、イスに座ってできるビデオ健康体操開始。時々頭の健康体操を挟んで、少し休憩を入れて...と、あっという間に正午近くになり、短いお茶会をして午前の部を終えました。

2018年11月14日午後13:00頃、「みんなの家」玄関に集合。「第1回歩け歩け大会」がスタートしました。益城町担当のBHN熊本事務所・色見高司氏が、事前調査に基づいて広大なテクノ仮設構内を安全に歩くためのウォーキングコースを選定しました。

清みきった秋空の下、参加者は第1回歩け歩け大会を満喫しました。ゴール後の記念撮影が済むと、ゆっくり水分補給をして、次回の開催日を決定してから解散しました。

なお、この日の「BHN熊本ICT健康サロン」及び「第1回歩け歩け大会」で使う各種用品はBHN熊本事務所・吉田和子氏によって準備されました。「第1回歩け歩け大会」には、BHN熊本事務所の仲間も参加して大会を盛り上げました。

プロジェクトマネジャー(理事)有馬 修二

*この事業は「赤い羽根共同募金」の助成を受けて実施しています。


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