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【阪神・淡路大震災の追悼イベント「1.17 KOBEに灯りを inながた」に参加】

 

 

2019年1月17日に開催された阪神・淡路大震災の追悼イベント「1.17 KOBEに灯りを inながた」にBHNテレコム支援協議会は参加しました。

 

24年前となる1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災は、6,000人を超える犠牲者を出しました。兵庫県神戸市長田区は、建物の倒壊や大火災によって甚大な被害を受けた地域のひとつです。

 

「1.17 KOBEに灯りを inながた」は1999年から続く追悼イベントであり、震災の記憶を受け継ぐための重要な役割を担っています。ロウソク立てづくりや募金活動、会場設営、復興のシンボル曲『しあわせ運べるように』の合唱、和太鼓の演奏など、さまざまな活動に近隣の学生や家族の多くがボランティアで参加するのです。

 

BHNは、震災の教訓から生まれたプロジェクトとして「非常用持ち出し袋の中に入るラジオ局”バックパックラジオ”」のブースを設け、会場に訪れた人々に取り組みを紹介しました。

 

 

 

いつでもどこでも素早く災害ラジオを開局できるバックパックラジオは、2018年からインドネシアでの活用が始まっています。昨年4月に発生したバンジャルヌガラ地震における臨時災害放送局として、あるいは今も火山活動が続いているバリ島アグン山におけるモニタリング放送局として、機器が活用されています。

 

バックパックラジオはBHNと多くのパートナー団体との協力の中で生まれました。阪神・淡路大震災の渦中で災害コミュニティラジオ局を立ち上げたFMわぃわぃも重要なパートナーです。

 

長田区はベトナム籍や韓国・朝鮮籍の人々が多く住む場所であり、そこで始まったFMわぃわぃは多言語放送やコミュニティラジオによる国際支援に力を入れています。インドネシアでのバックパックラジオ導入についても、BHNとFMわぃわぃは連携して進めてきました。

 

小型・軽量で持ち運び可能なラジオ局装置であるバックパックラジオには、神戸市危機管理室の室長や関西学院大学・神戸情報大学院大学の教授、朝日新聞・毎日新聞の記者やミニFMの代表など、多くの方から関心を寄せて頂きました。

 

巨大災害は決して過去のものではありません。30年以内に70〜80%の確率で起きるとされる南海トラフ地震は「西日本を中心に、東日本大震災を超える甚大な人的・物的被害が発生し、我が国全体の国民生活・経済活動に極めて深刻な影響が生じる、まさに国難とも言える巨大災害になるものと想定される(中央防災会議,2012年)」と言われています。

 

現在、バックパックラジオはインドネシアのみで活用されていますが、日本においても導入できるように取り組みを進めたいと考えています。

 

プロジェクト オフィサー  瀬戸義章

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