設立20周年記念講演会と懇親会が盛会裡に開かれました

2012年11月6日(火)10:30   イベント、その他

 

● 設立20周年記念講演会

 

9月27日にBHN設立20周年記念講演会が東海大学校友会館(霞が関ビル)で100人を超える方々のご参加をえて開催されました。

 

講演会第1部では、「アジア情勢と日本の国際協力」と題して、外務省アジア大洋州局参事官の山野内勘二氏に特別講演をお願いしました。最近アジア地域で国民の耳目を集めている事項について、問題の本質や政府としての対処方針、歴史的事実関係を懇切丁寧にご説明いただき、大変タイムリーな講演となりました。

 

引き続き、「BHNとその活動状況」と題して上原理事長から、ここ数年の動きに重点を置きつつ、過去20年にわたる活動につき包括的なプレゼンテーションが行われました。

 

休憩をはさみ、第2部では「国際協力の現状と今後及びNPOの果たす役割とBHNへの期待」と題し、藤田理事をモデレータとするパネルディスカッションが行われ、パネリストとして、独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局審議役の松島正明氏、総務省情報通信国際戦略局国際協力課課長の湯本博信氏、並びに一般財団法人 海外通信・放送コンサルティング協力(JTEC)特別アドバイザーのプラマニクカデル博氏のお三方が、それぞれの分野を代表して出席されました。

 

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まず3人のパネリストから、JICAボランティア事業の現況と課題、ICT分野における国際協力の現状と今後の可能性、ならびに国際支援組織とNPO法人の進む道について、それぞれ基調プレゼンテーションが行われました。

 

引き続き、フロアとの間で質疑が繰り広げられ、子供を含めた若者たちへの国際活動に関する教育の在り方や、国際協力を通じて培った国際人脈の維持・活用法などについて意見が交換されました。

 

最後に、これらの議論を踏まえ、各パネリストからBHNへの期待が述べられるとともに、それらを受けてモデレータにから以下図に示すように「BHNの新たなチャレンジ」として6つの視点からの取り纏めが行われました。BHNのメンバー皆で力を合わせ、BHN活動の3本柱―緊急人道支援・テレコム人道支援・人材育成―の目的遂行に向け、これら課題に一つ一つ取り組みながら、新たな10年に乗り出したいと考えています。

 

 

  ※ 表をクリックするとより鮮明なものをご覧いただけます

 

● 懇親会

 

講演会終了後、多くの来賓をお迎えして、懇親会が開かれました。来賓祝辞、乾杯、祝電披露に続き、短い時間ではありましたが、懐かしい仲間との再会や新しい知遇をえて、懇談の花が咲きました。

 

 

 

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