第13回テレワーク推進賞「特別賞」を東北支援事業で受賞

2013年2月7日(木)11:37   イベント、その他

 

~被災地におけるテレワークの普及啓発に貢献したと評価~

 

当会が東日本大震災被災者支援として、震災発生直後から岩手県沿岸部の被災地で実施した情報通信・医療等支援事業に対し、第13回テレワーク推進賞「特別賞」が授与されました。昨年の、石巻事業に中心となって関わっている阿部真司さんのテレワーク個人賞受賞に続く栄誉です。

 

この賞は、情報通信技術を活用したテレワークの推進を目的に、社団法人日本テレワーク協会がテレワーク(情報通信技術を活用して場所や時間にとらわれない柔軟な働き方)の普及・啓発に貢献した企業・団体を表彰する目的で、2000年に創設されました。

 

本年は、『多用な働き方により個人が生きる社会を目差して』というテーマの下、特に東日本大震災後、クラウドやスマートフォンなどのIT発展に支えられた環境の変化に伴って、仕事に就けない人(労働力)や働く地域や時間を選ばない新たな労働力の掘り起こしに貢献した企業や団体が受賞の対象となりました。

 

 

今回当会が受賞した「特別賞」は、東日本大震災被災地支援におけるテレワークの普及啓発貢献の団体に授与されました。当会の受賞理由として、通信インフラの整備と機器の提供という地道な支援活動の継続により、医療支援活動分野でのテレワーク導入や避難所生活者のテレワークによる仕事の継続等で大いに貢献、今後もこの経験をもとにテレワークの普及・貢献に期待したい、とありました。

 

当会が支援した機材は現在も継続して活用され、被災地の復興に貢献していることが、昨年12月に実施したモニタリングで確認されています。被災地の有効求人倍率は、1を超えたと伝えられています。しかし、働く場所の問題、就きたい仕事がないなど、震災による失職者の就労には、課題が山積しています。当会は、受賞を機に、被災者復興支援の一つとして、今後も一層テレワークの普及にも尽力して参ります。

 

山崎(プログラム・オフィサー)

 

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