漁協向けIT出前研修から始まった平成25年度のオープンカレッジ

2013年9月13日(金)16:44

 

当会は「石巻専修大学」と共催で大震災被災地域の復興を担う人材の育成を目指しています。特に石巻エリアの主要産業である漁業、水産加工業等を生業とする家内工業、中小企業の復興に資するため、関係者のITスキル向上を図ります。

この事業は、公益財団法人三菱商事復興支援財団より復興支援助成金、及び復興大学支援事業予算(大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業)をいただいて実施するものです。

ICTオープンカレッジ事業現地打ち合わせ模様 

平成25年度の「石巻専修大学ICTオープンカレッジ事業」は、漁協向けIT出前研修から始まりました。

8月末までに、宮城県漁業協同組合の石巻市の佐須浜地区(15回計画で13回実施)、東浜地区(12回計画で12回実施)、大原浜地区(12回計画で8回実施)等三つの地区の漁業関係者等を対象に実施しました。各回の参加者数は2名~5名の小規模IT出前研修となりました。しかし、参加者の意欲が高く研修効果は大きかったと考えます。

9月より、「石巻専修大学ICTオープンカレッジ第3期講座(2013年10月3日~11月29日)」の募集活動を開始しました。

漁協向けIT出前研修模様

この講座は、第1期講座(2012年8月~11月)、第2期講座(基礎・応用コース2013年2月~3月)に続くもので、多くの地元企業・関係団体のご協力をいただいて準備を進めています。

第3期講座では、「テレワーク及びセキュリティの特別講座」を含む17回の「Officeソフトの基礎&活用講座」を「石巻信用金庫本店会議室」で計画しています。

講習だけでは不安という方のために練習・自習できる場を「石巻ルネッサンス館2階(NTTデータ会議室)」を準備しているのが特徴です。

BHN? ?ICTオープンカレッジ事業担当 有馬修二(参与)

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