第16回人材育成プログラム(前期マレーシア研修)終了

2014年1月10日(金)10:00

 

昨年11月18日よりマレーシアクアラルンプール市郊外サイバージャヤにある、マレーシア・マルチメディア大学(MMU)で開講した第16回BHN人材育成プログラム(前期研修)ですが、1ヶ月強のスケジュールを終え12月20日に無事修了しました。

修了に伴い、9カ国(バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマ、フィリピン、スリランカ、ウズベキスタン、ベトナム)から集った研修生は、イスラム教国ながらクリスマスの飾りつけが華やかなマレーシアを後にして、今年6月頃東京で開催予定の後期プログラムでの再会を約して、それぞれの国に戻っていきました。

 

12月20日の修了式前日の12月19日午前中には、昨年オープンした、NTT MSC社のマレーシアでは3棟目となるデータセンターの見学を行いました。 同社の今泉CEOによると、このデータセンターはオープンから半年ほどでほぼ満杯となってしまったとの事で、既に4棟目が建設中でした。

修了式に先立って行われた研修生の成果発表は、今回の研修中に研修生たちが習得した画像と音楽を融合させたプレゼンテーションスキルを駆使したもので、参加者全員を大いに楽しませてくれましたが、修了式では一転して、達成感に満ちたいい表情で、各人修了証書を受取り、今年6月頃に東京で行われる後期プログラムへの期待を語ってくれました。
 

今回、当会の藤田理事長は、12月19日午後の研修生への講義終了後、BHN理事長就任挨拶を兼ね、MMU学長のProf. Dato’ Muhamad Rasat氏を表敬訪問し、懇談しました。

 

藤田理事長は、BHNの活動方針や内容の紹介に加え、1990年代にMMUがあるサイバージャヤの開発に関わった経験を披露して、話は大いに盛り上がり、予定の時間をオーバーする程でした。 Prof. Dato’ Muhamad Rasat氏からは、この人材育成を通じてMMUとBHNの交流が深まった事に対する謝辞と共に、今後の更なる発展に関する期待表明がありました。

BHN人材育成プログラム担当:古野間計久(理事)

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