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【ハイチ】 復旧から自立に向けた最終支援開始

 

今年4月に、2011年から実施しているハイチ事業の状況調査を行った結果、設置した地域防災情報システム(CAシステム)の使用効果が予想以上にあったと同時に、一部盗難によりシステムが利用できないコミュニティがあることがわかりました。

 

そこでこうした実態をフォローすべくJPFから再度支援を受け、8月~12月の実施期間で、ハイチでの当会最後の支援を行うことが決まりました。今回の事業内容は、1)システムの防犯対策の強化、2)住民の防犯・防災啓発活動、3)システムの修理と移設、の3点が中心となります。今年9月に現地へ入り、それぞれ以下の通り活動をしてきました。

 

1)システムの防犯対策の強化

現地のメーカーと打ち合わせを重ねた結果、盗難対策として、部品の一部溶接固定や鉄製バンドによる保護を全局に対して実施することにしました。また、一部のコミュニティで盗難防止の為に自発的に行われていた、機材のボックスを囲む小屋の設置を、他の地域でも住民達の力で設置できるよう手配をしてきました。

 

 

2)住民の防犯・防災啓発活動

今回3回に分けて各コミュニティから担当者を招聘し、機器の維持管理、防犯に対する意見交換を行うワークショップを行いました。ワークショップでは、各コミュニティの盗難事例や、今回の防犯対策に関する説明が行われ、防犯に対する意識を高めてもらいました。皆からは一様に「これなら安心」との声をいただきました。

 

3)システムの修理と移設

事業実施当初、維持管理についてコミュニティと打ち合わせを持ち、責任を持って維持すると契約をしたにも関わらず適切な管理ができず、盗難の被害にあった場所が何件かありました。そこについては、今後も同様な問題が再発する可能性があると判断し、他のコミュニティでこのシステムを欲しがっている場所に移設することにしました。また故障しているものに関しては修理の段取りを整え、10月いっぱいを目標に完了をするよう計画を立てました。

 

今後は、現地スタッフとの連携により進捗を管理し、11月に再度訪問し、最終的な確認ともう一つの防災に関するワークショップの支援を行う予定です。

 

ハイチ地震被災者支援事業に関する前の記事はこちら

ハイチ事業担当:志村(会員)

 

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