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石巻市周辺を訪ねて

2013年6月26日(水)~27日(木)の日程で、復興活動が急ピッチで進む宮城県石巻市、東松島市及び南三陸町等へ佐藤新会長とともに出かけました。

 

今回の出張目的は、昨年度に続き公益財団法人三菱商事復興支援財団より復興支援助成金の採択を受け、「石巻専修大学ICTオープンカレッジ事業」を継続・推進するために関係機関との打ち合わせ、併せて東松島市に所在するBHN宮城事務所(石垣(正)宮城事務所長)で宮城プロジェクト進捗状況について打ち合わせをすることでした。

 

二日間の日程の中で、被災地仮設住宅団地に対し当会が設置したインターネット設備の活用状況等を把握するために、幾つかの「石巻市内の仮設住宅団地」と「山間地にある仮設住宅団地」を訪ねました。

 

その過程で、大きな津波被害の爪痕が残る場所と復興活動が急ピッチに進む場所を訪ねることができました。その模様を、撮影できた写真を使ってご報告します。

 

石巻市内の仮設住宅団地 石巻市内を移動中の車内より

 

6月27日(木)午前、 石巻仮設住宅自治連合推進会の山崎会長及び内海事務局長を訪ねました。

 

自治連合推進会会長として、一番気を付けている点を伺ったところ、「安心安全には厳しく細心の注意をして運営している。しかし、仮設住宅の役員全員、いろいろな事情を抱えてボランティアとして貢献していただいている。積極的に参加できる方、ほとんど参加できない方がいる。あまり参加できなくとも決して互いを非難したりしないように互いに気を付けている、これが自分の一番大切な仕事だと思っている。」と話されました。

 

当会による、NTT光回線開通及び活用管理状況が事務室内の白板に表示されており、本支援事業に対し極めて大きな効果と期待があることが分かりました。

この後、山崎会長自身が担当している石巻市で最も大きな「仮設住宅大橋団地」を訪問し、NTT光回線を活用したパソコンコーナーが有効に活用されている様子を見せていただきました。

 

    仮設住宅大橋団地集会所 パソコンコーナー

 6月27日(木)午後、山間部にある小規模仮設住宅団地(南三陸町童子下地区仮設住宅)の佐藤自治会長を訪ね、南三陸町役場とその周辺の被災状況の詳細を伺いました。小さな談話室にあるパソコンコーナーは有効に活用されていました。

 山間地にある南三陸町童子下地区仮設住宅団地

 

二日間の出張活動の過程で、「巨大津波」で被災した幾つかの現場に行きました。

 

津波被害の爪痕が残る石巻市沿岸部 日和山公園より  

不通区間の仙石線 被災した南三陸町役場 防災対策庁舎

 

多くの方が被災した現場では、今なお沢山の方が次々に慰霊に訪れていました。

 

多くの犠牲者がでた石巻市立大川小学校 復興住宅建設のための高台造成工事

被災地域から高台に目を移すと、市街地を見下ろす高台では復興住宅建設のための高台造成工事が行われていました。

 

3.11東日本大震災からおよそ2年3ヶ月が経ち、復興活動が急ピッチで進む宮城県石巻市、東松島市及び南三陸町等を訪ね、これからも気の遠くなるような復興事業が待ち受けていることを思い、私自身が関係できる復興支援活動は、被災現地で求められる膨大な復興事業の「ほんの小さな一粒の水玉のようなもの」に感じられました。しかし、関係者の笑顔に会う度に、本事業は復興事業に確実に役立っていることを実感しました。

BHN  ICTオープンカレッジ事業担当 有馬修二(参与)

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