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相馬農業高校飯舘校にパソコンを寄贈

 

10月17日、福島県立相馬農業高校飯舘校にノートパソコン30台を贈呈するため、福島に行ってきました。同校は、福島第1原発事故による計画的避難区域の指定を受けたため、現在、福島市内にある福島明成高校の敷地内に建てられた仮設校舎で授業を続けています。

 

 

分校長の松田先生に伺ったところ、学校にパソコンは5台しかなく、そのうち2台は故障していて使えない状態で、情報処理などパソコンを使っての授業は明成高校の設備が空いている時に借りるしかなく、生徒さんたちは仮設校舎内にある3台のパソコンを順番待ちして使っているとのことでした。

 

今回お届けしたのは、株式会社シマンテックの社内で使用されていたノートパソコンで、社員の皆さんがきれいにし、当会がマウスを購入し、一部バッテリーの交換やメモリーの増設を行い、さらに学校側からの要望に応じて、マイクロソフト社から当会に提供されたOfficeソフトを貸与できるようにインストールして準備したものです。

 

「東北で被災した子どもたちのために何か貢献したい」、という河村社長をはじめ、シマンテックの社員の皆さんの気持ちを受けて、当会が仲介する形で今回の同校へのパソコンの贈呈が実現しました。

 

パソコン30台とシマンテックの皆さんから託された「世界中のシマンテックの社員全員がみなさんの成長を見守っています。」とのメッセージをお渡ししたところ、松田先生からは、「本当に助かります。メッセージも確かに受け取りました。30台のパソコンがあれば、クラス全員が1台ずつパソコンを使って授業ができるようになります。ありがとうございました。」とお礼の言葉をいただきました。

 

 

現在、相馬農業高校には51名の生徒さんが通っています。中には、避難先の家が遠すぎて家から通えず、寮で生活しながら学校に通っていたり、父親が離れた土地で仕事しているために家族ばらばらの避難生活を強いられている生徒さんもいるそうです。

 

出張した当日も福島駅前のロータリーで除染作業が行われていました。これからもずっと続く放射能との闘い、そしていつまで続くかわからない避難生活。そんな厳しい現実と向き合いながら学校生活を送っている生徒さんたちは、皆さんとてもたくましく見えました。これからの福島、そして日本を背負っていく彼らを、私たちはこれからもみんなで見守り、応援していかなければいけない、そう改めて思いました。

 

 

プロジェクト・オフィサー   秋場 美奈子

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