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2013年9月:宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等における被災者の地域コミュニティ支援事業報告

 

当会が東松島市の海岸から2キロほどのところに事務所を構えてから、2年が経ちました。

この辺りは震災当時、2メートルの津波が押し寄せて、住宅の1階が浸水した地域です。昨年は、事務所の目の前の水田では、繁殖力が旺盛なセイタカアワダチソウが風に身を任せていました。しかし、今年は土壌の洗浄が行われたそうで、水田には見事な穂をつけた稲が実っていました。実りの秋の風景は、何にも増して生命力を感じさせてくれます。

 

 

事務所前一帯の水田 土壌の洗浄がまだの水田では、オオハンゴンソウが秋らしい風情を醸し出していた

集会所のパソコンが入居者交流のきっかけに

 

今月は、設置したパソコンのソフトのアップデートを兼ねて、支援から約1年半たった、東松島市内の仮設住宅団地を巡回し、メンテナンス作業と同時に仮設住宅の様子も伺いました。

 

東松島市の中心から北側、石巻市との境目付近にある、赤井下区に16戸数の小さな仮設住宅団地があります。入居者は、震災前は市内各地に居住されていた見知らぬ方々ばかりで、当初は不安だらけの毎日だったようです.

 

そんな時に当会と出会い、インターネット、パソコン機材の支援を受けたことで、自治体との繋がりができたばかりか、住民同士の繋がりにも役立っていると伺いました。

 

若い女性役員が積極的にイベントを企画して、パソコンで案内を作成し、全戸へ配布したことで、自治会活動が活発化しました。その結果、部屋に閉じこもっていた人も集会所へ集まるようになり、団地での生活の様子に変化が現れたそうです。自宅の再建が終わり戻られた方も、集会所へ顔を見せに来てくれるほどの付き合いが今も続いていると伺うのは、うれしい限りです。

 

役員の方からは、もう少しパソコンで複雑な操作ができるようになりたいとの要望があり、10月からパソコン研修を始める予定です。

 

秋のイベント開催

 

9月29日(日)に、石巻仮設団地自治連推進会(以下、連合会)主催の仮設対抗スポーツ大会が石巻専修大学グラウンドで行われました。「オリンピックデー・フェスタin石巻」も同時に開催され、オリンピック選手と各団地の方がさまざまな競技を通して親睦を深めたようです。

 

連合会では、大会開催のお知らせと参加の呼びかけをメールで発信し、参加団地を募った他、競技種目の準備や会場案内の掲示物の制作にもパソコンを活用していました。当会は、連合会と各団地の自治会双方でパソコン操作の指導などの研修を行うことで、このイベントのお手伝いさせていただきました。

 

自治会業務が忙しい会長や役員には、直接出かける手間が省けるメールでのやり取りは、大変役に立っているそうです。

 

連合会ではまた、毎月一回発行している「自治連便り」をメールで各団地に送り、それを受け取った団地では連合会に問題点やその対策などをメールで報告しています。「自治連便り」は印刷をして集会所内に貼り出して、団地の皆さんに見て頂いています。

 

このように支援先では市、連合会との情報のやり取りや団地同士の連携にパソコン・インターネット環境が役立っています。

 

 

自治連合会事務所内での研修の模様 集会所内に掲示されている自治連だより

 

石巻周辺被災者支援事業担当

※BHNの東日本大震災被災者支援活動に対する寄附金は、「指定寄附金」として平成24年1月27日付けで東京国税局長の確認を得ています。これにより、BHNが募集する以下の活動に要する費用に充てるための寄附金は「指定寄附金」となり、税制優遇を受けることができます。引き続き、皆さまからのあたたかいご寄附をお待ちしております。

 

 

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