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ミャンマー南部デルタ地帯における地域住民の生活改善事業

基本設計を終了し、CAシステムの設置工事始まる

 

去る2月14日、ミャンマー南部デルタ地帯のボガレイ郡でCAシステムの設置工事が始まりました。当初計画したスケジュールどおりで進捗しており、今回も、2010年の設置工事の時と同様、CAシステムの設置工事に多くの村人が馳せ参じ手伝ってくれています。平日の日中、仕事の方は大丈夫なのだろうかと心配になってきます。

 

  

 

これから5月中旬まで、94村落のCAシステムの新設工事、及び既存CAシステムの改良工事を続け、そして、5月下旬からワークショップ実施の運びとなります。

 

CAシステムの設置工事ではスピーカー取り付け時の高所作業があり、また5月中旬頃からは雨季に入り河川の水嵩が増し南部デルタ地帯では水難事故の危険性が高まりますので、安全面を最優先にして作業を進めることとしております。

今回の現地作業の実務担当者3名は全員2010年度のCAシステム設置工事の経験者であり、これまでの基本設計及びモニタリングは効率よく進めることができ、今後の建設工事作業も順調に推進出来るものと期待しています。

 

 

本事業は、昨年9月24日「日本NGO連携無償資金協力贈与契約」を外務省と締結以来、関係者による東京での本事業キックオフ会合開催、事業地での実務担当者の雇用契約、事務所の整備等諸準備を終え、10月30日から12月19日までボガレイ郡54村落、ピアポン郡38村落、ヤンゴン市外郡区6村落の新規CAシステムの基本設計、及び既存CAシステムのモニタリングを実施しました。

 

当初予定では、ボガレイ郡、ピアポン郡の92村落の予定でしたが、ヤンゴン市外郡区内の村落にて、ソーラー発電ンシステムとCAシステムを接続しての実証実験を行うこととあわせて、同郡区内の6村落のモニタリングも実施しました。

 

当該地域は2008年11月にCAシステムを導入した地域であり、設備が老朽化し、かつ地元の要望も強いことから、当該地域の改良工事を本年度に繰り上げ実施することとしました。また、既設CAシステム4村落では同システムの保守・運用上の問題があり、提携団体のUMFCCI(ミャンマー商工会議所)と協議し設置支援を中止することとしました。

 

 

また、本事業の計画段階では商用電源は利用できないとしていましたが、上記基本設計及びモニタリングの結果、19村落で商用電源が利用できることが確認できました。

 

さらに、CAシステムのスピーカーの設置個数は1か所当たり4個設置の予定としていたが、住居の立地状況から2個や3個の村落もあり、平均3.1個であったこと等から約80万円の費用が浮き、それを同一項目(資機材購入費等)内で有効利用を図ることとしました。

 

具体的には、ソーラー発電システムのCAシステム実証実験、及びモニタリングの結果、バッテリーの容量を75Ahから95Ahに変更するとともに、既存CAシステムの寿命から判断しバッテリーも取り換えることとしました。また、ラジオのDVD等記録部分の故障、落下等によるマイクの故障などの故障機器の取り換え等の費用に充てることにしました。

 

 

>>当事業に関する前の記事はこちら

 

ミャンマーNGO連携プロジェクト事業担当 土橋 (事務局次長)

 

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