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BHN人材育成:4回目のホストファミリー

 

毎年BHN人材育成プログラムの研修生のホストファミリーとしてお手伝い頂いている会員の松田さんより、メッセージを頂きました。以下、ご覧下さい。

 

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ホームスティのホストファミリーも今年で4回目になりました。
アジアの研修生にとっては一生のうちに最初で最後かも知れない日本の家庭での生活体験はお互いに非常に貴重で有意義な時間です。我が家では毎年2名の方々をお迎えしていますが、今年はフィリピンとラオスの男性になりました。

 

毎年アメリカ人のホストファミリーをしているので日本人としては比較的ホームスティに慣れている方でしょう。しかし、アジアは近くて遠い未知の国で馴染みのないことや日常など知らないことだらけなので興味がわきます。

 

 

他人を自宅に泊める習慣がない日本人にはまだまだ受け入れづらいかも知れません。でも、多くの日本人が海外旅行を経験している中、自分と立場を置き換えてみたらいかがでしょうか。海外に行ったとき現地の人に優しく親切にされ、家庭に招き入れられたとしたら、その感動は生涯の思い出になります。
 
私たち夫婦はこんな素晴らしいチャンスを与えられた者として毎年ホストファミリーをさせていただいています。朝から翌日夜までの丸二日間お世話すると言うことはそれなりにお金もかかります。でも、この大切な時間はお金には替えられません。
 
彼らにとっては一生に一度の貴重な体験ですから、この二日間でできるだけの「おもてなし」をしてあげたい、と考えます。どこに連れて行ってあげようか、何を食べさせてあげようか、と悩みますが私たち自身にも得るものがあります。

 

 

私は初日の夜は自宅で彼らと語り合います。その時には一般に遠慮しがちなことまでも質問し、そして彼らの興味のあることには積極的に答えます。でも、何といっても一番興味のあることはお互いの生活環境の違いでしょうか。
 
私は遠慮なく彼らの給料や生活費、物価などの質問をぶつけます。毎年異なる国の方を二人受け入れているので両名で大きく異なりお互いに驚き顔を見合わせることもありますが、それもまた興味を引くところです。もちろん日本人の収入や生活についても語ります。月給2万円、月給15万円など国により大きく差が出ます。でもだからと言って日本人が金持ちであると勘違いし彼らを見下すことなど決してできません。月給2万円でもメイドさんがいる家庭もあります。私たちよりももっと大きなお屋敷に住んでいる方もいます。
 
さらに日本人には馴染みのない宗教の話もします。海外では宗教はその生活を大きく左右する重要なものなのです。何を食べられないのか、何をしてはならないのか、結婚の仕方は、家族との生活は、聞き始めるときりがないほど私たちには考えられない生活環境がそこにはあります。また、アジアに共通していることは政治の不安定でしょう。日本に来て一番の違いを感じるのは生活における安心感、安全感であると誰もが言います。

 

彼らとはfacebookを通じてその後も交流が続いています。こんな素晴らしい経験のできるホームスティの受け入れを是非多くの方々に体験していただきたいと思います。

 

会員 松田 一

 

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