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BHNの飯舘村支援活動

●私達がやってきたこと

 

福島県飯舘村は原発事故の影響で今も全村避難の状態が続いています。(詳しくはこちら→飯舘村の現況

 

当協議会は原発事故発生後速やかに、バラバラになった被災者を通信でつなぐ情報ネットワーク構築を行い、その後約3年の間に支援内容を村民の健康維持増進へと拡大してきました。
現在までの支援活動は以下のとおりです。

 

【1】情報ネットワークの構築等
村役場、仮設住宅、避難先の自治会等をインターネット回線で結びPCやTV電話が使えるようにしました(25ヵ所)。
村からの情報伝達や村民の情報収集に活用されています。また自治会のホームページの作成サポートを実施しています(8ヵ所)。

 

 

【2】健康相談会
村民の心身の健康維持増進の一助として、特定非営利活動法人災害人道医療支援会 (HuMA)の協力を得て、健康相談会を実施しています。
以前は月2回程度でしたが、最近は月1回(2日間)実施しており、当初から平成26年7月までに656人の方が相談に来られ、医師・看護師との面談により、多くの方が明るい表情になって帰って行きます。

 

 

【3】タイ式マッサージ
タイ式マッサージ会を継続して実施しており、平成26年7月までに延べ583人の方が施術を受けました。
施術師の先生の技術と話力の高さが、村民から絶大な高評価を受けており、予約は常にいっぱいです。
 

 

【4】歩数計配布とデータ管理
希望者に歩数計を配布し、毎日の歩数と血圧を記録してもらっています。
このデータを当協議会のスタッフが健康管理システムに登録し、見やすいグラフにして本人にお返しすることで、村民の歩行習慣が定着し健康増進に役立っています。

5】その他
子供達は避難先の自治体の学校で就学を続けていますが、その支援のために相馬農業高校飯舘校へのパソコン寄贈(30台)や、飯舘村仮設小学校と南極をTV電話で結んだ南極教室などを実施してきました。

原発事故発生から3年以上経過し、多くのNPOが活動を終了する中、私達BHNはねばり強く現地での支援を続けており、現在もHuMAと協力して月1回2日間の健康相談会、月3~5回のマッサージ会、歩数計の配布とデータ管理、もちろん情報ネットワークの維持管理も継続して実施しています。

 

避難という厳しい生活環境の中でも、前向きに復興に努力されている村民の方々の姿には心を打たれます。当協議会は引き続きできるだけの支援活動を続けて参ります。

 

飯舘村避難者支援事業プロジェクトマネージャー

吉岡 義博(参与)

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