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ハティア島プロジェクト24:ペットボトルの救命胴衣と日本式おんぶ

※JICA草の根技術協力支援事業(パートナー型)「コミュニティラジオによる早期災害情報提供を活用した地域住民災害対応能力強化プロジェクト(バングラデシュ・ハティア島)」の概要はこちら

 

これまでハティア島での災害情報は、サイクロンの警報が出れば安全な場所に避難しなさい、というメッセージを伝達するのに留まっていました。しかし、実際は警報が出ても様々な理由で避難しない、あるいはできない人々がたくさんいます。
 
そこで本プロジェクトではそこからもう一歩踏み込み、こうした人たちが自分の生命を自分で守る為のノウハウを提供しようと考えています。
 

● ペットボトルの救命胴衣

 
一つは、空のペットボトルを現地の女性達が被っているスカーフ(オルナ)で包んで身に着ける緊急用の救命胴衣です。
 
紐で縛るという方法もありますが、普段から身近にあるオルナを利用すれば短時間で簡単に救命胴衣を作ることができます。

 

 

● 日本式のおんぶ

 
2つ目は、避難時に幼児を連れたお母さんが両手を使って安全に避難できるよう日本式のおんぶの仕方を試してもらいました。
 
バングラデシュでは幼児を腰に乗せて片手で抱える抱き方が一般的です(左写真)。しかしこの方法ではどうしてもお母さんの片手がふさがってしまい、災害時には本人も幼児もしっかりと体を確保できません。
 
その一方、おんぶをすれば両手を自由に使うことができ、身の安全や他の人びとの手伝いを行うことができます。
 
 

村の人たちに実際に試してもらうと、皆面白そうに笑いながら楽しんでくれました。
 
現地の人たちの反応はこちら→You Tubeビデオ
 
こうした身近なもので身の安全を確保する方法は、まだまだたくさんあります。今後も、和歌山大学のご協力の下、順次整理し住民たちの反応を見つつ彼らの安全に寄与していきたいと思います。
 

バングラデシュ・ハティア島CRプロジェクト

小峠(プロジェクト・マネージャー)

 

当事業に関する前の記事はこちら

 

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