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総務省主催の「防災ICT技術の活用に向けた国際フォーラム」で講演

 
第3回国連防災世界会議が、3月14日(土)から18日(水)の期間仙台で開催され、2030年までに災害に伴う全世界の死亡率を大幅に削減するという目標を盛込んだ国際行動指針「仙台防災枠組み」が採択され、19日未明閉幕しました。
 
因みに、国連防災世界会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議であり、第1回が1994年に横浜で開催後10年ごとに開催され、第2回が2005年神戸で開催、今回が3回目で、いずれも日本で開催されています。
 
過去2回は事務レベル会合の性格が強かったが、今回は初めて国連が首脳級会議と決めたということです。
 
総務省は、本国連防災会議パブリック・フォーラム企画の一環として、3月14日(土)東北大学川内キャンパスにて「防災ICTの活用に向けた国際フォーラム」を開催いたしました。
 
本フォーラムは、我が国の優れた防災ICTシステムに関する取り組み、及びその国際貢献に向けた取組について紹介し、さらにはICTの活用を進める国際機関や民間NGOなどを集め、様々な立場から防災の取り組みと将来の展望を議論するため開催されました。
 
プログラムは、開会挨拶・基調講演:総務省総務審議官阪本泰男氏、基調講演:ITU-D(国際電気通信連合開発部門)局長ブラヒマ・サヌー氏、講演:AHA(ASEAN防災・人道支援調整)センター所長サイド・ファイサル氏、(株)NTTデータ相談役山下徹氏、そして筆者が当会を代表して、現在進行中のミャンマー南部デルタ地帯での情報伝達システムを活用した生活環境改善事業、及びバングラデシュ・ハティア島(サイクロン高度危険区域)におけるコミュニティラジオを活用した災害対応能力強化事業、ならびに東日本大震災被災地における支援活動、さらに防災関連の人材育成についてお話する機会をいただきました。
 
 
 
また、東日本大震災発災直後から被災者支援を開始した当会の、この4年間にわたる被災者支援活動の報告書(和文版、及び英文版)を作成しましたので、これを防災会議出席の希望者に配布することができました。
 
講演会場は、300人は収容可能な階段教室でしたが、フォーラム開始時刻の午後2時前には大方満席の様相で、各登壇者の講演が終了し、会場から講演内容に対するコメントや質疑が相次ぎ、閉会時刻(午後3時30分)を大幅に超え盛況のうちに終了しました。
 
 
 
当会は、4年前からAPT(アジア太平洋電気通信共同体)やASEAN諸国を対象とする防災に関する研修やワークショップを開催しております。今回も12ヵ国13名のAPTの研修員が来日しており、タイミングよくこのフォーラムにも参加する機会を設けることができました。
 
ご案内のように、3月14日安倍首相は防災に関する人材育成、防災インフラの整備支援などの貢献策をまとめた「仙台防災協力イニシアティブ」を発表いたしました。当会のこれまでの活動はこの趣旨に沿うものであり、意を強くして仙台をあとにしました。
 

 
 

会長 佐藤 征紀

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