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APT-J4人材育成研修「スマート社会を支えるICT利活用 “医療ICT、センサーネットワーク、農業・漁業ICT”」が終了

2011年度より5年間実施した研修が好評であったとの評価を受け、2016年度も引き続きAPT(Asia Pacific Telecommunity)より研修運営を受託し、APT-J4人材育成研修「スマート社会を支えるICT利活用“医療ICT、センサーネットワーク、農業・漁業ICT”」を2017年3月7日~17日の11日間にわたって実施しました。今回は10か国10名(ブータン、インド、モルディブ、モンゴル、ネパール、ニウエ、パキスタン、タイ、トンガ、ベトナム)が参加し、地域活性化に寄与するデジタルテクノロジーについて研修を行いました。
 
日本では、国全体や地域が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、頻発する災害の被害、地域経済の衰退など)を解決するため、スマート社会構築を旗印に、様々な地域でICTを用いた取り組みが行われています。これらの具体的事例は、アジア諸国でも参考になるため、日本で普及・促進されている事例を紹介しました。

 

研修中は、座学だけでなく、獨協医科大学の介護ロボットによる健康見守り、自治医大による地域医療、富士通株式会社沼津工場(農業ICT)、茨城県つくば市(防災)等を視察し、現地で講義を受けることで、より理解を深めもらうことができました。研修を通して、各国のニーズに即した地場産業の更なる発展や人材育成を促進するヒントを提供することができたと思います。
 

参加者はそれぞれの国でのニーズに沿ったICT利活用技術を推進する中核的人材であり、この研修を通して得た知識や情報を、新たなAPTプロジェクトにつなげていくことを期待しています。トンガからの研修生は漁業ICTに強い興味を示し、ネパール・ブータン・モルディブ・ニウエなどの研修生からはインフラ整備への支援について要望が出されました。また、日本国内でのICT利活用の横展開も進んできており、日本での事例や仕組みをパッケージ化した海外支援の形や、ICT技術の新たなグローバル展開も期待できると考えています。
 

プロジェクトマネージャー(理事) 榑松 八平

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