トップ現場からの風景

ミャンマー7:ボガレーのワークショップ風景②

*当会は2015年9月からミャンマー南部デルタ地帯で、第3次CAシステム設置事業を開始しています。このエッセイでは、事業担当の木村参与がヤンゴンからワークショップ開催地へ行くまでの風景を紹介します。

 
 

ピヤポン、ボガレーに向かって200ボルト送電線が立ち並び、少しずつではあるが、生活向上が認められる。ミャンマーの田舎では多くの道路は整備中で、道の両側に同じ大きさで分けられた石がたくさん置かれている。
 

村人たちは平たい箱に石を入れて運び、道の両側に手作業で並べて少しづつ整地している。作業効率はよくないが、晴天下の暑い中、麦わら帽をかぶった元気そうな男達や若い女達が黙々と働いている。生活向上のための小さな前進であり、働く場になっているのであろうか。
運転手はヤンゴンとボガレー間で交通税を課す関所があるたびに支払うが、この税金は道路整備に当てられるようである。
 

御経の音は気づかぬうちに、心安らぐカントリー音楽に変わっていた。ミャンマーでもこんな音楽が聴けるのかと驚いた。
3時間の走行で無事にピヤポンに到着した。休憩も兼ねて軽い朝食を取るためレストランに入る。各自注文し、私が持参した朝食弁当も分けて腹ごしらえをする。4人とも元気を取り戻し、そこから約1時間かかるボガレーに向かう。時刻はすでに9時近くであり街の中は一段と賑やかである。ぼんやりしたり遊んでいる人は見かけない。水牛や牛たちも畑の中で働き始めている。
道は音楽も聞けないほど凸凹道となってきた。道端を歩く牛や犬に出会うと、運転手は十分な距離をとり、ぐっとスピードを緩める。急いで先に向かおうとする素振りはない。これが動物愛、人間愛であろう。
9時40分にはワークショップ会場に到着し、関係者に挨拶して、開催準備を始めた。
 
 

ミャンマーN連プロジェクト(参与)木村
1 / 11