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インドネシアのコミュニティラジオ関係者に「バックパックラジオ」を紹介

2017年11月8日、インドネシアのボゴールで開催された「インドネシアコミュニティラジオ会議」に参加しました。インドネシア全国(全島)からおよそ90名が集まり、女性の権利や災害放送の在り方など多様なテーマについて3日間議論するカンファレンスです。スマトラ島沖地震の際にBHNがラジオ受信機を提供したバンドゥンの放送局“スバンコンラジオ”のメンバーも参加しており、当時のことを話してくれました。
 
BHNはこのカンファレンスの2日目に、バックパックラジオのプレゼンテーションをしました。バックパックラジオとはFM送信機やアンテナ、太陽電池などで構成された「リュックサックで持ち運び可能なラジオ局」です。スマホアプリを使って、災害発生直後の避難所でも、即座に安否・復旧情報や、心を癒やす音楽を放送することができます。
 

プレゼンの中で、バックパックラジオを実際に組み立ててみせると、参加者は続々と近くに詰めかけて集まり、ラジオ放送が聞こえると歓声が上がりました。「何時間放送できるのか」「雷にはどんな対策をするのか」「いくらで手に入るのか」など具体的な質問も飛び交いました。
 
「インドネシアコミュニティラジオ会議」の今回のテーマは“3ON”でした。これは、ラジオ(on air)とインターネット(on line)と直接会う(on land)ことの3つを指していて、こうしたコミュニケーション方法を組み合わせていくことが、これからのコミュニティ放送局の在り方として重要だということでした。
 
災害が起きてしまうと、インターネットや直接的なやり取りはできても、ラジオ放送がストップしてしまいます。しかし、バックパックラジオがあれば、災害発生直後でも”on air”でいられるのです。“3ON”を補完するツールとして、高い関心が寄せられました。
 

プロジェクトオフィサー 瀬戸 義章

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