BHNの活動

BHNテレコムは情報通信技術を提供していくことで、開発途上国や被災地に住む人々が、普段の生活でも災害が起きた時にも、必要な情報にアクセスして安全・安心の中で過ごすことができる世界を目指し、『生活向上のための支援』『緊急時の人道支援』『人を育てる支援』という3つの柱を中心に活動を行っています。

BHNが取りくむ社会課題解決の3本柱

【 生活向上のための支援 】

 私たちが生活を安全かつ快適に過ごすためには、情報・医療・教育などが必要です。 BHNは、そうした生活に必要な要素を、充分に満たすことの出来ない人びと、コミュニティ、公共機関に対し、情報通信技術を活用した生活向上のための支援を行います。
  • ミャンマー カレン州・モン州紛争被害者支援電化事業

    紛争被害者の住まいを電化。

    紛争被害地域の学校や医療機関または、家庭に電力供給を行い、紛争被害者の生活の向上を図ります。

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  • ラカイン州グワ郡の学校及び村落における防災支援
    及び保健衛生意識向上事業

    防災能力と保健衛生意識の向上を支援!

    令和元年度(2019年度) 外務省 日本NGO連携無償資金協力(以下N連)の採択を受け、ミャンマー ラカイン州においてN連事業を2020年1月に開始しました。

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  • 「バックパックラジオ」プロジェクト

    小さなラジオ局から世界の防災を変える挑戦

    バックパックラジオシステムで災害現場に持ち込み可能なラジオ放送機材を提供し、災害時の対応がより強固となった。災害時に心強い、どこでも放送局を提供。

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  • 熊本地震被災者支援事業

    ICTで笑顔のあふれるコミュニティの再生を

    熊本地震被災地各地で、地元組織(熊本シニアネット・九州電電同友会熊本支部)の協力のもと、ICTを活用して被災者支援活動を幅広く実施。

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  • 西日本豪雨被災者支援事業

    ICTで笑顔のあふれるコミュニティの再生を

    西日本豪雨被災地で、地元組織(シニアネットひろしま・シニアネット福山)の協力のもと、広島県呉市・三原市・坂町の仮設住宅等にてICTを活用して被災者支援活動を実施。

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  • 国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業

    新しい国内災害、南海トラフ巨大地震等に備えて

    国内災害被災者支援活動の事業ノウハウ及びICT支援活動拠点間のネットワークを次に活かすべく、2019年4月1日より、「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」を開始しました。

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  • 令和2年7月豪雨被災者支援事業

    ICTで笑顔のあふれるコミュニティの再生を

    2020年7月豪雨に対し熊本県南部球磨川流域被災地において、「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」の緊急時初動活動・被災者支援活動を実施、2020年8月よりスタート!

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  • リユース・タブレット寄贈よるⅠCT化支援事業

    寄贈されたタブレットを整備し、国内外に届けたい

    タブレットをBHNが受け取り、再使用するために必要な処置をし、国内および海外のIT機器を必要としている地域または団体へ寄贈しています。

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【 緊急時の人道支援 】

地震・洪水・津波などの自然災害や、戦争・内戦などの紛争の発生は、人びとの生活や生命を脅かします。 こうした緊急事態において、情報は被害に晒される人びとのみならず、彼らへの支援を行う人たちにとっても必要不可欠です。 BHNは、緊急事態発生時、人びとが必要かつ正しい情報を手に入れることができるよう、情報通信技術を活用した支援を行います。

今現在、活動中の事業は有りません

【 人を育てる支援 】

さまざまな国や地域特有の社会課題に精通し、それら課題解決に必要な情報通信の高度な技術と幅広い見識を持つ人材の育成は急務です。 BHNはアジア太平洋諸国はもとより、日本の先進企業の人材育成に取り組むことでSDGs達成を目指しています。
  • BHN人材育成プログラム事業

    アジアの情報通信分野のリーダー育成研修

    本プログラムは、1998年に開始された人を育てる活動の最初の事業として1998年に開始され、アジア各国の情報通信分野に従事する中堅を招待して将来のリーダー育成を目指した研修で、前期・後期の二期制です。

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  • APTーJ4研修

    アジアのSDGs達成に寄与するICT人材育成

    APTより委嘱を受けて、地域内情報通信主管庁の中堅・若手職員を対象とした人材研修プログラムを実施。情報通信分野における中核人材育成と同時に、地域内の社会・政策課題につき情報通信活用を通じた解決策を支援

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  • BHN桑原基金寄附講座

    電通大とのICTを通じたSDGs寄附講座

    電気通信大学(国立大学法人)に「BHN桑原基金寄附講座」を開設(2019年度後期より)。SDGs達成の観点を中核に情報通信の政策、機能、活用事例につき、経験豊富な実務家を含む講師陣による実践的な講義を

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  • BHN桑原基金奨学制度

    日本の大学院修士課程への留学生支援新制度

    本奨学金制度は、桑原 守二博士からの資金支援と意向に基づき、BHN人材育成プログラムの過去の参加研修員の中から、日本のトップ大学院修士課程でより高度な学びを志向する留学生を支援する制度です。

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BHNの活動を地図から見る

※地図の見方
・オレンジ色の国・地域はこれまでプロジェクトを実施した場所です。
・左上の「+」「-」をクリックすると地図を拡大縮小できます。
・オレンジ色のエリアをクリックすると、当該国・地域で実施したBHNの活動レポート一覧に遷移します。

BHN版SDGs構造ツリーから見る

BHNの活動をSDGsの目標と関連付けてご確認いただけます。

【重点 SDGs】BHN が今後重点的に取り組むべき SDGs(社会課題領域)
SDGs 目標 3:「保健・医療」
SDGs 目標 4:「教育」
SDGs 目標 11:「防災・減災」

【ベーシック SDGs】 上記重点 SDGs に取り組む上で必要不可欠な基盤ともなる SDGs(社会課題領域)
SDGs 目標 7:「持続可能なエネルギー」
SDGs 目標 9:「情報通信へのアクセス」

【プロセス SDGs】 BHN が行う全ての支援活動や業務遂行の中で留意すべき SDGs(社会課題領域)
SDGs 目標 5:「ジェンダー」
SDGs 目標 8:「ディーセント・ワーク」
SDGs 目標 10:「不平等・格差の是正」
SDGs 目標 13:「環境への配慮」
SDGs 目標 16「腐敗防止」

【パートナーシップ SDGs】 個別 SDGs に取り組む上で欠かせない多様なステークホルダーとの連携・協働
SDGs 目標 17:「パートナーシップ」

【新規検討 SDGs】今後検討すべき課題として情報収集や調査活動に取り組む SDGs(社会課題領域)
SDGs 目標 2:「食・農業」
SDGs 目標 6:「水」
SDGs 目標 14:「漁業」

あなたにできる支援

BHNは、情報通信技術(ICT)を活用し、開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、生活環境の改善や社会的課題の解決を目指しております。このため、多くの方々の温かいご支援・ご協力を必要としています。BHNでは世代を問わず幅広い分野の方々の熱意と持てる力、これまで蓄積されたご経験を色々な方法で役立てることができます。皆さまに合った方法でBHNの活動に是非ご参加ください。

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