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太陽光発電システムの設置作業の第3期事業はまもなく終了します。

 

カレン族の武装勢力(Ethnic Armed Organizations:少数民族武装組織=EAO)が支配する地域の5,200世帯にソーラーシステムを設置する第3期事業は、2018年12月に開始され、2019年7月中旬までに終了する予定でしたが、競争入札手続きを採用した結果、追加の資金が得られたことから、BHNでは更に915の家々にソーラーシステムを追加することにしました。

 

ミャンマーの雨季は、7~8月が最盛期にあり、多くの村へのアクセスが非常に困難になっています。そのため、BHNはEAOと調整して、雨季の最中でもアクセス可能な村を選択した結果、追加の設置作業は8月上旬までに完了しました。

 

BHNはEAO地域でこれまでに22人の若い村人を雇用して、彼らに実地訓練を行っています。 (彼らは「システムサポーター」と名付けられています。)これらの若い村人は請負業者の設置作業チームに参加させて、ソーラーシステムの設置と修理に取り組ませました。

 

研修風景1

研修風景1

研修風景2

研修風景2 地球儀を使いながら

 

解体と組み立ての練習1

解体と組み立ての練習1

解体と組み立ての練習2

解体と組み立ての練習2

 

溶接の実習

溶接の実習

 

更に、太陽光発電システムに関する作業知識を向上させるため、BHNはすべての設置作業が完了した後、システムサポーターに「フォローアップトレーニング」を実施しました。システムサポーターは、すべての事業が終了した後、「村の電気屋さん」になることが期待されています。

 

第3期事業が完了し次第、BHNは第4期事業を9月1日から開始する計画です。なお第4期事業の概要は次のとおりです。

 

  1. Karen EAOs = Karen(= Kayin)族系EAOの村で 5,013世帯にソーラーシステムを設置
  2. NMSP(New Mon State Party)= Mon州の村で2,313世帯にソーラーシステムを設置

 

2018年、モン州のEAOであるNMSPは、中央政府と停戦協定に署名し、署名後まもなく、村へのソーラーシステムの設置を要望してきました。 NMSPの多くの村は、KNU(Karen National Union)の村に隣接しており、停戦協定に署名した後、KNU村の日常生活の改善に注目していたことから、停戦に参加することになったわけです。

 

プロジェクトマネージャー 相澤 紘史

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