ハティア島プロジェクト11: ロゴ&スローガンコンテストを開催

2013年12月16日(月)13:00

 
※JICA草の根技術協力支援事業(パートナー型)である「コミュニティラジオによる早期災害情報提供を活用した地域住民災害対応能力強化プロジェクト」は、バングラデシュのノアカリ県ハティア島およびニジュンディップで、①島民が必要とする正確な気象・災害情報を公平に伝達し、②災害情報を島民が正確に把握し避難行動に移せるよう、支援を行うものです。実施期間は2013年3月15日~2017年8月31日です。プロジェクトの概要はこちら

 

コミュニティラジオ局『シャゴール・ディップ』のロゴとスローガンが決まりました!

 

去る8月10日に、現地パートナーDwip Unnayan Songstha(DUS)のシェルター兼事務所で、当事業で建設予定のコミュニティラジオ局『シャゴール・ディップ』のロゴとスローガンを決めるコンテストが開催されました。

 

作品決定のプロセスは、当事業スタッフを中心とした選考委員が募集作品の中から3つを選び、最終選考で優勝作品を決定するというものです。当日は計5つのハティア島の中学・高校から男子42名、女子25名がコンテストに参加し、皆それぞれイメージを膨らませながらロゴとスローガンを描き、考えました。

 

ロゴの募集作品を描く生徒達 

ロゴ優勝者として選ばれたのは、スクチャル・モフィジア高校9年生のシハブ・ウディン・モスム君。彼の作品は、ハティア島を囲む海(河)とそこから昇る力強い太陽が描かれたものです。

 

彼のお父さんはスクチャル・モフィジア高校で給仕をしており、お母さんは主婦、また2人の姉妹と1人の弟がいます。将来はお医者さんになりバングラの人たちの医療・健康改善に貢献したいそうです。

 

ロゴ優勝作品?? ?

一方スローガン優勝者は、A.M高校10年生のアルマン・ウディン・エモン君です。彼のスローガンは、『ラジオは私たちの為に話す(Our radio talks for ours)』と『 Our radio with Truth(真実と共にあるラジオ)』という2つの作品と共に最終選考に残り、最後に優勝を勝ち取りました。彼の作品は、「新たなメロディと共に目覚めよう(Wake up with new Melody)」というものです。

 

アルマン君のお父さんは給仕で、お母さんは主婦。さらに彼には2人の姉妹と1人の弟がいます。彼は今回の優勝をとても喜んでおり、将来の夢はお医者さんになることだそうです。

 

??? 優勝作品発表後は歌と踊りを楽しみました

こうしてハティアの学生達による参加と協力の下、シャゴール・ディップのロゴやスローガンが決定しました。これらが表すようなハティア島のコミュニティラジオ局が、今後ハティア島の人びとの希望となるよう引き続き尽力していきたいと思います。

 

>>バングラデシュ・ハティア島プロジェクトに関する前の記事はこちら

 

バングラデシュ・ハティア島CRプロジェクト
玉木(プロジェクト・コーディネーター)

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