【「BHN桑原基金寄附講座」第3回目及び4回目講義開催】
2019年10月29日(火)15:19








第3回講義「SDGs(Sustainable Development Goals 以下、SDGs)達成の鍵となるエネルギーの課題」及び第4回講義「SDGs実現に向けた情報通信政策」を実施しました。
BHNの主要な活動である「人材育成研修」の一環として、今年度から、「BHN桑原基金寄附講座・SDGsを支える情報通信論」が実施されています。
電気通信大学・調布キャンパスにおいて、去る10月4日(金)に初回講義、同・11日(金)に第2回講義が行われたのに引き続き、同・18日(金)に第3回、そして25日(金)に第4回講義が順次実施されました。
聴講生の顔ぶれは国際色豊かな形で定着したものとなっており、実務経験豊富な講師による細部までに行き渡ったテキスト並びにレクチャーは、SDGsに関して示唆に富んだ内容となっています。
第3回講義:「SDGs達成の鍵となるエネルギーの課題」
講 師 名 : 市川晴久 特任教授
講義内容:
- Solar energy impact on global warming
- Smart grids, Microgrids
- Technical trends of batteries with high energy density
- Photovoltaic systems proliferating in areas without electricity access
- Disruptive approach to renewable energy dominant grids
- Virtual Grid system
講義の中で市川教授は、”なぜ我々は再生可能エネルギーの普及に挑戦する必要があるのか?”という点を特に詳しく説明されていました。

国立大学法人 電気通信大学 調布キャンパス

「SDGs達成の鍵となるエネルギーの課題」市川 晴久 特任教授
第4回講義:「SDGs実現に向けた情報通信政策」
講 師 名 : 阪本泰男 講師 (NTTドコモ)
阪本講師は、テキストと講義により、以下の“SDGsを推進するにあたっての7-Major Policies”について、説明されていました。
講義内容:
- Finance
- Technology
- Capacity building
- Trade
- Policy and Institutional coherence
- Multi-stakeholder partnership
- Data monitoring and accountability
講義の後のQ & Aにおいては、アフリカ地域への援助に関する複数の質問が出されたのに対し、阪本講師が丁寧に回答しておられました。

阪本 泰男 講師 (NTTドコモ)
![[SDGs実現に向けた情報通信政策]講義の様子](https://www.bhn.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/10/kuwabara-human.pic20191025_2.jpg.jpg)
[SDGs実現に向けた情報通信政策]講義の様子
尚、この2回の講義についても、室蘭工大で受講する聴講生に対して <e-Learning を利用した遠隔授業>が併せて実施されました。
参与 紀伊 寛伍