BHN広島事務所の西日本豪雨被災者支援活動~呉市天応大浜地区での被災者支援活動~
2022年12月23日(金)11:49




BHN広島事務所(所長 福田 卓夫氏)では、2018年西日本豪雨被災地(広島県呉市、福山市、坂町等)において復興フェーズ(仮設住宅団地フェーズ、災害公営住宅団地フェーズ、市営住宅団地フェーズ)の進展に合わせ「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。2022年度からは、市営住宅団地フェーズに入りました。「コロナ感染蔓延時期には、ネット活用型被災者支援活動」、そして「コロナ感染が落ち着いてきたら、現地に出向いた実践研修会」の二つの活動手法を柔軟に組み合わせて実施してきました。
2022年12月14日、呉市天応大浜地区へ出向いた被災者支援活動を実施しました。BHN広島事務所から5名(廣中 香氏、杉原 瑞枝氏、岡崎 幸子氏、寺迫 和代氏、沖野 啓子氏)が出かけました。この日の研修参加者は5名でした。

新型コロナウイルス感染防止対策をして作業開始
(2022年12月14日撮影)
今年最後の研修になったことから、参加者それぞれが今年やり残した事柄に取り組みました。前回作成した年賀状の宛名書きを希望された方は、住所録作成が上手くできなかったという事でお手伝いしながら住所録を作成してからハガキに印刷しました。プリンターの設定には、はやり少し手こずってしまいましたが、何とか無事に完成しました。

年賀状宛名書き名簿の確認作業
(2022年12月14日撮影)

プリンター設定作業
(2022年12月14日撮影)

宛名書きもできて年賀状完成
(2022年12月14日撮影)
スマホ決済について調べたいことがあると話した方とは、「コード決済」、「非接触IC決済」等についての基本事項を一緒に調べました。更に、LINEグループに写真を送ってくださる方は、写真に添えてチョットした文字入れを楽しむやり方を練習しました。早速LINEグループに文字入り写真を投稿されました。

スマホの基本操作について確認中
(2022年12月14日撮影)

写真に文字を入れて、LINEで送るやり方を練習中
(2022年12月14日撮影)
2023年1月手作りカレンダーを作成したいと希望された方には、カレンダーの日付を右上隅に寄せて、「空きスペースにメモ」をしっかり書けるようにしました。「母に自分で手書きメモを書いてもらうと予定をしっかり覚えていてくれるのでとても良い」との言葉からヒントをもらいました。尚、日付の大きい方が見やすいという方にはその場で修正しました。

「2023年1月手作りカレンダー」作成準備中
(2022年12月14日撮影)

手作りカレンダーの印刷方法を確認中
(2022年12月14日撮影)

皆さんに配布する「2023年1月手作りカレンダー」完成
(2022年12月14日撮影)
呉市天応大浜アパート自治会長 沖田さんは、「住民のための注意書きチラシ」を作成中です。駐車場はシーサイド大浜住宅の専用だという事を知らせる表示をしたいと、文章もレオアウトも考えながら作成されました。

レイアウトも考えながら駐車場案内チラシを作成中
(2022年12月14日撮影)

冷え込みが厳しく寒い一日
(2022年12月14日撮影)
冷え込みが厳しく寒い一日でしたが、皆さんの笑顔と共に今年最後の活動は無事終了しました。自治会長の沖田さんから、来年もBHN広島事務所の都合がつく日で良いので是非継続してほしいと依頼されました。早速、2023年1月の予定を確認して今年の活動を終えました。BHN広島事務所では、「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」の新たな段階を目指して取り組みます。
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬 修二