今回開催されたADF（Asia-Pacific Telecommunications and ICT Development Forum）は、アジア・太平洋地域の電気通信とICTインフラの開発を促進することを目的として毎年開かれており、加盟国からの参加者が電気通信、ICTの開発に関する情報共有等を行なっております。
第12回にあたる今年は、9月22日～24日の3日間、中国・マカオで開催され、当会は今までのAPT での活動が認められてご招待を受けて出席いたしました。

 

主催であるアジア太平洋電気通信共同体（APT）は、アジア・太平洋地域の電気通信の開発促進及び地域電気通信網の整備・拡充を目的 として1979年に設立され、現在、加盟国39カ国主体で運営されています。当会はこれまで、APTが実施するICT利活用に関する研修、プロジェクト調査、パイロットプロジェクトをタイ、インドネシア等の案件について、実施してまいりました。

 

 

フォーラムには、各加盟国から200名ほど（日本からは約10名）が参加しており、議場では、異常気象、洪水など世界共通の問題へのICTを活用した対応について活発な意見交換が行われました。
アジア太平洋地域の関係者が一堂に会し、幅広い意見交換ができ、非常に有意義な3日間でありました。今後もAPTへの活動には関係者の協力を得てよりよい活動ができるよう努力してまいります。

 

事務局　土橋　康輔