全国防災関係人口ミートアップにて、自治体向けの「災害ラジオ活用」を講演

2023年5月23日(火)15:09

 

 

BHNテレコム支援協議会は、「ラジオ」を活用した災害時の情報伝達を支援しています。被災地に具体的な情報を届けることができ、省電力で受信可能なラジオ放送は、インターネットが当たり前となった今の時代においても、災害時に最も効果的なメディアなのです。

去る4月3日、『全国防災関係人口ミートアップ』にて、BHNはラジオの災害時情報伝達手段としての可能性や、臨時災害放送局の制度活用・開設運営訓練の必要性等について講演をおこないました。

 

全国防災関係人ローミートアップお知らせ

 

講演中の様子➀:対話形式

 

講演中の様子➁:バックパックラジオの紹介

 

全国防災関係人口ミートアップは、全国の公務員が参加する「オンライン市役所」の分科会であり、毎週、ゲストを招待して、防災に関する学びを深めています。

当日は約100名の自治体関係者がZoomで集まり、BHNの国内外の取組みや、日本の災害ラジオについて、熱心に話を聴いてくれました。

 

ご参加者いただいた皆さん

 

「東日本大震災の際、BHNの仮設住宅支援に助けられた」という方もおり、講演後は活発な議論が交わされました。毎年の祭りの際に訓練放送をおこなっている練馬区広報課の方や、東日本大震災の際に、山元町の「リンゴラジオ」に出演された方、コミュニティFMで防災系のラジオ番組を担当している方等、さまざまな知見が共有される場となりました。

 

今後も、BHNは日本国内における災害時のラジオ活用について、普及・啓発に取り組んで参ります。

 

BHN新規事業担当 瀬戸 義章

 

 

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