ハティア島プロジェクト3:BHNバングラデシュ事務所のNGO登録が完了

2013年3月5日(火)16:20

 

2月26日付で、BHNバングラデシュ事務所のNGO局への登録がようやく完了しました!

パートナーの現地NGO、Dwip Unnayan Songstha(DUS)もコミュニティラジオ局免許を取得(2月10日付)し、これでようやくプロジェクト開始の条件が全て整ったと言えます。

バングラデシュ・ハティア島を対象地域とした、『コミュニティラジオによる災害情報提供を活用した地域住民災害対応能力強化プロジェクト』は、2011年10月に国際協力機構(JICA)の事業内定を受けました。
しかし、事業開始のためにはNGO登録完了とラジオ局免許取得という2つの条件が必要であり、BHNはそのために首都ダッカにバングラデシュ事務所を開設するなど必要とされる条件を満たした上で、NGO局に申請手続きを始めたことはすでにご報告した通りです。
そしてこの度、現地のBHNスタッフやDUSの取り組みに合わせ、東京およびダッカのJICA事務所の強力なお力添えもあり、ついにプロジェクト実施のスタートラインに立つことができました。

  < NGO登録完了までの経緯 >

2011年

10月 国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業パートナー型内定

2012年

4月 首都ダッカにBHNバングラデシュ事務所を開設
6月 NGO局に登録申請書を提出

2013年

2月 NGO登録完了、コミュニティラジオ免許取得

?ハティア島のDUS事務所にて(2011年)

現在、年度内にプロジェクトを開始できるよう、急いで準備を進めています。

いよいよハティア島での約4年半にわたるプロジェクトが始まります。現地スタッフやパートナーのDUS、BNNRCそしてJICAと共に、ハティアの人びとの災害に対する脆弱性を改善すべく全力で取り組んで行きたいと思います。

>>バングラデシュ・ハティア島プロジェクトに関する前の記事はこちら

 

バングラデシュ・ハティア島プロジェクト

玉木(プロジェクト・オフィサー)

     

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