BHN人材育成プログラム-第18回後期研修が終了-

2016年7月25日(月)17:18

 

第18回BHN人材育成プログラムの後期研修は、去る6月1日(水)から6月24日(金)までの期間、東京で開催しました。研修場所は、研修員の宿泊施設も含め、海外産業人材育成協会(HIDA-ハイダ)の東京研修センターにお世話になりました。

後期研修への参加研修員は、前期メンバーに加えカンボジア研修員が新たに参加したので1名増えて9か国から9名となりました。9か国はバングラデシュ、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、スリランカ、ウズベキスタン、ベトナムです。研修員の内訳は、技術系5名・事務系4名、性別では、男性7名・女性2名でした。今回の研修員も例年通り、将来を嘱望された情報通信関係省庁やトップ通信事業会社の係長・課長クラスの有能な人材が揃いました。

前半の6月1日(水)から6月9日(木)までのHIDAオリエンテーション研修では日本の文化や日本での生活の基礎知識を学習しました。後半の6月10日(金)から6月24日(金)まではBHN人材育成研修のカリキュラムを履修しました。

BHN人材育成研修は、バランスのとれた思考力と国際感覚を習得したリーダー育成を目指し、BHNの総力を挙げてプログラム構成に力を入れました。講義や見学においては、幅広い分野をカバーするテーマを取り上げましが、今回は「ICTを利活用した防災・医療・農業」、「技術面・事業面からの情報通信の将来像展望」に関連したテーマの講義や見学の時間を増やしました。各講師の方々には限られた講義時間の中で研修員の顔ぶれに配慮した講義と質疑応答をして頂き、研修員から高い評価を得ました。見学実習は、日本企業や研究所の先端技術を駆使した製造現場や研究部門の見学と実習体験、ICTを利活用した防災や農業への具体的な取組み事例などを間近に体験することが出来て充実した時間となりました。週末のホームステイは、今年も各ホストファミリーの献身的なおもてなしを受け、研修員にとって心にしみる一番の思い出となった2日間でした。

最終日の修了式には講師・ホストファミリー・NTTコミュニケーションズ社員の方々に加え、カンボジア大使閣下をはじめ各国大使館からのゲスト、BHN関係者ほか多くの方がご出席くださり、研修員への修了証授与を見守り、祝辞を頂きました。

今回も賜りましたHIDA、NTTコミュニケーションズ、電気通信普及財団等からのご支援、講師の方々、見学先企業・研究機関、ホストファミリー、BHNメンバーのご尽力とご協力に対し、衷心よりお礼申し上げます。


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ホームステイのホストファミリーご希望の方は下記までご連絡下さい。
03-6803-2110  または  bhntelecominfo@bhn.or.jp
(BHN人材育成事業担当・古野間)

プロジェクトマネージャー(理事) 古野間 計久
     

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