第16回BHN人材育成プログラム報告

2014年7月22日(火)11:02

 

大阪と東京の2か所で実施した後期研修が終了

第16回目のBHN人材育成プログラムの後期研修は、さる6月11日(水)から7月4日(金)まで実施されました。

今回の特色は、前期同様招待した9か国から9名の研修生全員が東京ではなく関西空港に降り立ち、大阪市住吉区にあるHIDA(一般財団法人海外産業人材育成協会)の関西研修センターに集合したことです。

それは6月11日から6月19日までのHIDオリエンテーション研修の場所が初めて大阪となった為で、その後の6月23日から7月4日までのBHN研修場所は例年通りHIDA東京研修センターでした。

招待した参加研修員は9か国(バングラデシュ・カンボジア・インドネシア・ラオス・ミャンマー・フィリピン・スリランカ・ウズベキスタン・ベトナム)から男性6名・女性3名の9人で、全員が開始前日の6月10日に集合しましたが、研修員の一人は、予定していた便が直前にキャンセルされ、かなりの迂回ルートを強いられた為に、関西空港到着が大幅に遅延した上に、関西空港から研修センターまでのルートメモを紛失してしまい、深夜途方に暮れていたところを親切な方に研修センターまで案内してもらって何とかギリギリ門限内に到着出来た、というハプニングがありました。その研修員は日本人の親切さが信じられない面持ちで感嘆し感謝していました。

 

9日間の大阪での研修終了後、東京へ移動する前日の6月20日には、京都でICT関係の会社見学と市内の史跡見学をしましたが、BHN関西事務所から4名の方の献身的な応援を得て、研修員は無事楽しく古都の一日を過ごしました。

6月23日(月)からのBHN研修では、研修員からのカントリーレポート等の発表の際にはNTTグループ企業の若手社員などの聴講者から、また、各講義や会社・研究所等への見学の際には研修員から、それぞれ様々な質問が出て、双方向の活発なやり取りが繰り広げられました。

6月28日(土)・29日(日)の2日間に亘るホームステイは、ホストファミリーと会うまでは超緊張、しかし翌月曜日の研修員の感想は、全員から日本の人々の生活ぶりに触れる貴重な体験が出来て、ホストファミリーの献身的でアイディアに富んだおもてなしを受けて、忘れがたい2日間であったと話してくれました。

今回も本プログラムにご協力・ご支援いただいた、HIDA関係者、各講師、各見学先関係者、ホストファミリー、研修員発表会・修了式・懇親会等への出席者、そして様々なご支援をいただいたNTTコミュニケーションズ、他の関係者に心より感謝申し上げます。

BHN人材育成担当 古野間 計久(理事)

     

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