BHN人材育成プログラムの第21回後期研修の修了報告

2019年8月29日(木)0:31   人を育てる支援

―避暑地東京での2週間のリーダー育成研修―

BHNの自主企画活動として1998年以来毎年継続してきた将来のリーダーを育成を目指した「BHN人材育成プログラム」の第21回後期研修が、去る7月4日(月)から7月19日(金)までの2週間強にわたり、海外産業人材育成協会(以下AOTS)の東京研修センターの施設を借りて実施されました。

開講式で自国の国旗を手にした研修員とBHN関係者

開講式で自国の国旗を手にした研修員とBHN関係者

今回の参加研修員は例年に比べ少ない6カ国から6名(カンボジア、ラオス、ミャンマー、スリランカ、ウズベキスタン、ベトナム)、男性は3名・女性は妊娠中のミャンマー研修員を含め3名でした。バングラデシュ・インドネシア・フィリピンの各通信事業会社はそれぞれの会社の事情により不参加となりました。また、今回は例年実施していたAOTSの9日間研修は参加枠縮小の関係で取り止め、実質2週間のBHN研修だけに短縮されました。研修期間中はまだ梅雨空が続いていて気温も比較的低く、研修員にとっては避暑地での研修という感じになったようです。

今回は研修員各国の状況からはやや先走った感じの特別テーマ「Intelligent Connectivity and Digital Transformation for SDGs」を設定して研修内容に反映させましたが、5G・IoT・AIや社会のデジタル化といったことに高い関心と問題意識をもっていて、講義や見学先で熱心な質疑応答がなされ、農業ICTや5G他の新技術などへの期待の大きさを感じました。

一方で、経営管理・エネルギー問題・サイバーセキュリティ・労務管理・SDGs・経済発展問題他にも強い問題意識を示していました。特に、今回新たに用意した自由討議の時間では、予め研修員から出されていたテーマ(各国の経済発展問題他)について、進行役を務めて頂いた加納貞彦講師と海野忍講師の上手なプレゼンと議論のリードで大変活発な意見交換がなされ、研修員全員の自国の成長への熱い志を感じた時間となりました。また、今回の研修員達は、知識の中だけのファイバーケーブルの製造現場とそれを接続する作業体験に例年以上の強い興味を示していました。

今年新たに2家族のホストファミリーが加わったホームステイでは、各御家庭の心温まるおもてなしを受けたとの事で、各研修員にとって一番の思い出となったかもしれません。

修了式では4カ国の大使館からの高官をゲストに迎えて研修員はそれぞれ研修修了を祝福してもらい、笑顔がはじけていました。

今回もNTTコミュニケーションズの資金面・人材面でのご支援をはじめ、講師・見学先のご協力・ホストファミリーの献身的なご対応・AOTSスタッフのご協力・BHN関係者のご協力に対し心よりお礼申し上げます。

理事 古野間計久

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