熊本地震被災者支援「みんなの家」健康サービス運営サポート

2018年5月22日(火)14:53

 

BHNは、NTT西日本熊本支店からの受託事業として、約1年半、熊本地震被災者住民向け「みんなの家」健康サービスの運営サポートを行いました。同サポートは、熊本地震被災地の中から3町村・6カ所の仮設住宅団地、益城町(テクノ、木山)、甲佐町(白旗、乙女)、南阿蘇村(岩坂、室南出口)に暮らす被災者住民を対象に、仮設住宅で暮らす方々にとって共通の憩いの場である集会所「みんなの家(愛称)」で実施しました。
当初計画の第1期(2016年10月17日~2017年11月30日)では、個人の健康データを管理する健康サービス(72回)とインストラクターの指導による体操イベント(24回)を組み合わせて合計96回実施しました。





参加した方々から繰り返し継続要望が寄せられ、急きょ4カ月間延長した第2期(2017年12月1日~2018年3月30日)では、利用者自身が積極的に行動することに焦点を絞った健康サービスを合計24回実施しました。

このようなICT技術を使った「みんなの家」健康サービスは、2012年からスタートしている「熊本県(熊本市)・NTT西日本(熊本支店)が合同で取り組んでいるスマートひかりタウン熊本基本プロジェクト」の一つとして実施されました。仮設住宅で暮らす被災者の健康な体づくりに貢献しただけでなく、健康づくり活動を通して参加者同士で互いに打ち解けることができ、仮設住宅におけるコミュニティ形成・活発化を促す貴重な機会となりました。

プロジェクトマネジャー(理事) 有馬 修二
     

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