BHN熊本事務所の熊本地震被災者支援活動 ~益城町木山仮設団地集会所でのスマホ講座~

2022年8月3日(水)9:45

 

 

BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)では、2016年4月に発災した熊本地震の被災地(熊本市、益城町、嘉島町、御船町、甲佐町、西原村、南阿蘇村等合計7市町村)において、復興フェーズ毎に(避難所フェーズ 6カ所、仮設住宅団地フェーズ 47カ所、災害公営住宅団地フェーズ 9カ所等)、各種の工夫を取り入れた「ICTを活用した地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。

2020年6月には、これまで仮設住宅団地集会所に開設していた「BHNパソコンコーナー設備」の撤去・回収を完了し、災害公営住宅団地集会所(2020年6月時点では9カ所~2021年12月時点では益城町木山下辻団地及び南阿蘇村馬立団地の2カ所)に移設して、被災者支援活動を継続しています。併せて、集約残置された益城町木山仮設住宅団地集会所での被災者支援活動を継続しています。

今回のスマホ講座、「益城町木山下辻団地と益城町木山仮設住宅団地」合同で、「益城町木山仮設住宅団地集会所」を使用して、2022年6月24日及び7月8日に開催した模様をお伝えします。2日間のスマホ研修で、主任講師は色見 高司氏、補助講師は井嶌 都氏、楠本 邦昭氏、吉田 和子氏が担当しました。

6月24日、先ず、前回の復習 ①写真の撮り方を覚えよう、②スマホで動画を撮ってみよう、そして、今日のテーマ「LINEでトークの基本を覚えよう」を研修しました。

 

大型画面を使って概要説明、実機を使って操作説明
(2022年6月24日撮影)

 

7月10日、益城町木山仮設団地、板張りの大きな東集会所でスマホ研修会を開催しました。ラジオ体操に参加していた木山仮設団地の皆様とも短い交流会を楽しみました。

この日のスマホ研修テーマは、①文字を大きくしよう ②画面の明るさと消灯時間を見直す ③操作音を消す ④省電力モードにする ⑤通知をオフにする ⑥不要なアプリの削除 等でした。

 

ラジオ体操に参加していた木山仮設団地の皆様と短い交流会
(2022年7月10日撮影)

 

益城町木山仮設団地の大きな板張りフロアーの東集会所
(2022年7月10日撮影)

 

色見氏TV画面を使用して全員に説明
手前のポケットCO2センサーは換気状態を常時監視
(2022年7月10日撮影)

 

井嶌氏による個別説明
(2022年7月10日撮影)

 

本日の講座に持参した機器等
(2022年7月10日撮影)

 

学習項目毎に、全員が自分自身のスマホを使用して動作確認しながら進めたことにより、大変良く理解出来たようでした。今後もこの方式でお願いしたいと受講者から要望されました。

2022年7月中旬より、日本国内では新型コロナウイルス感染症の蔓延状況が一層顕著となってきました。感染を回避するため被災地での活動を抑制しました。

 

 

熊本地震被災者支援事業
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬 修二
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*BHN 自主事業「熊本地震地域ICT支援事業」、事業期間:「2016年10月16日~2023年3月31日予定」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。

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