BHN熊本事務所の令和2年7月豪雨被災者支援活動~BHNパソコンコーナーの定期巡回設備点検~

2023年2月28日(火)9:37

 

 

2020年7月に発災した令和2年7月豪雨は、熊本県南部球磨川流域市町村に甚大な人的・物的被害をもたらしました。BHN熊本事務所(所長 色見 高司氏)では、被災した球磨川流域市町村のうち、応急仮設住宅団地を建設して復興に取り組む、熊本県八代市(1カ所)・人吉市(2カ所)・芦北町(2カ所)・球磨村(3カ所)等4市町村の仮設住宅団地等(合計8カ所)を対象に、「BHNパソコンコーナー(パソコン、プリンター、Wi-Fi設備等)」を開設して、「ICTを活用した被災地の地域コミュニティ再生・活性化支援活動」を実施してきました。なお、仮設住宅団地の住民数が減少したことから、役場担当課と打ちわせ、2022年12月末、人吉市(1カ所、村山公園仮設団地)・芦北町(1カ所、女島ゆめもやい緑地仮設団地)の2カ所における活動を完了し、BHNパソコンコーナーを撤去回収しました。

開設中のBHNパソコンコーナーの設備に対し定期的に巡回設備点検を実施しています。2023年2月15日~16日、熊本県・球磨村及び八代市の仮設住宅団地(合計4カ所)のBHNパソコンコーナーの定期巡回設備点検を実施しました。今回の定期巡回設備点検業務は球磨川流域市町村のエリアマネジャー浦口 耕也氏が担当しました。

 

球磨村・球磨村グラウンド仮設団地集会所 BHNパソコンコーナー
(2023年2月15日撮影)

 

球磨村・球磨村さくらドーム仮設団地集会所 BHNパソコンコーナー
(2023年2月15日撮影)

 

球磨村・大王原公園仮設団地 BHNパソコンコーナー
(2023年2月15日撮影)

 

八代市・市民球場仮設団地集会所 BHNパソコンコーナー
(2023年2月16日撮影)

 

八代市・市民球場仮設団地集会所 BHNパソコンコーナーの巡回設備点検は、普段から設備点検にご協力いただいている仮設団地住民の方(山口 康子さん)に、この日も一緒に設備点検作業をしていただきました。

なお、球磨村、八代市、人吉市、芦北町等では災害公営住宅の建設が進められています。

球磨村では球磨村災害公営住宅(渡・一勝地)の建設が進んでいます。球磨村災害公営住宅・渡(60戸)は2023年7月頃から、球磨村災害公営住宅・一勝地(8戸)は2023年5月頃から、入居が開始されると伝えられました。上記に加えて、村有住宅(芝生広場18戸・塚ノ丸団地)についても募集開始が伝えられました。

八代市では八代市坂本町災害公営住宅(合志野地区4戸、藤本・大門地区5戸、中津道地区1戸、坂本支所周辺等)合計18戸の建設計画が進められていると伝えられました。

人吉市では人吉市相良町(120戸)と東校区(55戸)の2カ所で災害公営住宅の建設計画が進められていると伝えられました。

芦北町では佐敷地区(9戸)と湯浦地区(12戸)の2カ所で災害公営住宅の建設計画が進められていると伝えられました。

BHN熊本事務所では、BHNパソコンコーナーの設備に対し定期的に巡回設備点検を実施し、使い易い状態を維持していきます。

 

令和2年7月豪雨被災者支援事業
プロジェクトマネジャー(理事)
有馬 修二
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*BHN 自主事業「令和2年7月豪雨被災者支援事業」、事業期間「2020年8月1日~2024年3月31日(予定)」は、西日本電信電話株式会社(CLUB NTT-West)、NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)、株式会社NTTドコモ(d POINT CLUB)のポイント寄附にてご支援いただいて、事業を継続しています。
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