令和2年5月15日、電気通信大学にて「BHN桑原基金寄附講座」開講

2020年5月22日(金)11:17

 

 

2020年度前期「SDGsを支える情報通信論」スタート

昨・2019年度に発足した本講座の第二期目となる、2020年度前期の講座がスタートしました。

第一期の昨年度は、調布市の電気通信大学における通常講義と、e-ラーニングによる遠隔講義によって、室蘭工業大学とをネット通信で結んだ形態で講義が実施されましが、今期はコロナ禍のため、当面、e-ラーニングによるオンライン講義により実施されることになっています。
講座の開始にあたり、「イントロダクション」として、電通大/石橋孝一郎教授により本講座の首題、達成目標及び、本年5月から9月までの授業内容について解説が行われ、引き続き、第1回講義が行われました。

 

【講座の主題  – 要旨 – 】

2015年 9月の国連サミットにおいて、「持続的発展のためのアジェンダ」に掲げられた国際目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)が採択されました。
この科目では、SDGsの目的及びSDGsに寄与する情報通信技術(ICT)を理解し、その達成に重要な“エネルギー”、“情報セキュリティ”及び“情報通信政策”を学びます。
また,SDGs に関する 17 の目標のうち特に情報通信の寄与が期待される分野の事例と,関連する現場の見学によって,SDGs を支える情報通信を具体的に理解することとします。

 

「イントロダクション」電通大/石橋孝一郎教授

 

[第1回講義]:「SDGsにおけるICT」 講師:加納貞彦 早稲田大学名誉教授

現在の世界における社会問題とSDGsについて紹介し、特に”食料・農業に関する問題”につき、具体的な事例を挙げて説明されました。

 

・世界的な食料生産に関する課題

・Smart Agricultureについての解説

・食品ロスに関する対策

 

講師:加納貞彦 早稲田大学名誉教授

 

参与 紀伊 寛伍

 

寄附をする