令和5年7月7日・14日 『BHN桑原基金寄附講座』:演習課題の発表と討論 (その1) (その2)

2023年8月1日(火)13:48

 

 

2023年度前学期「SDGsを支える情報通信論」

今回の課題発表と討論の授業は電通大での対面発表として、7月7日(金)と7月14日(金)の2回に亘り行われ、その他にも後日オンラインでの発表も行われました。

今学期は前回を上回る受講者だったため、発表者数も大幅に増え、持ち時間も前回の10分から6分に変更になったこともあり、プレゼンの時間が足りない学生も見られました。

授業は、学生が今学期の講義を通して学んだことを踏まえて、所属している研究室の研究テーマ、または学生自身が関心を持っている研究テーマにおいてSDGsに関する課題と解決方法を提案し、参加者で討論するという形で行われました。

 

電気通信大学キャンパス 東3号館 3階301教室での様子

 

授業は以下の日時に行われました。

第12-13回 7月7日(金) 5 – 6時限(16:15~19:20)

演習:科学技術コミュニケーションに関する課題発表と討論(その1)

発表者:19名(発表時間:各12分間)

第14-15回 7月14日(金) 5-6時限(16:15~19:20)

演習:科学技術コミュニケーションに関する課題発表と討論(その2)

発表者:19名(発表時間:各12分間)

※上記に日程以外に7月21日に、4名の学生がオンラインでの発表を行いました。

 

・演習課題

SDGs達成に求められる学生の国や故郷における課題をICTの活用を通して解決するソリューションやアイデアを提案

・発表形式

各学生は、演習テーマについて6~7枚のスライドを用いて発表する

持ち時間:12 分/1学生 (6 分間のプレゼンの後、6分間の質疑応答)

 

各学生とも、それぞれ独創的な研究開発テーマで発表しており、特に発表と討論に関して印象的だったプレゼンとして、「調布市におけるICTを活かした事業の紹介とAIを活用した新たなサービスの提案」、「災害発災時から時間の経過とともに被災地でのニーズの変化と、それをカバーするためのICTの活用方法についての提案」がありました。

また、発表後のQ&Aでは様々な質問が出され、今後の研究への新たな課題が見つけられた受講生もいました。

 

今後の研究への提案と質問をした、榑松顧問(BHN)

 

松浦教授(電通大)から発表者へ質問している様子

 

プレゼン内容に関して、学生からの鋭い質問もありました。

 

今学期は、この2日間(プラスオンライン)の「課題発表と討論」の授業後に、8月7日(月)には技術見学会(つくば地区;農研機構、NTT筑波研究センター、JAXA)を予定しています。

学生たちが、大学院の過程を無事修了し、実社会においてそれぞれの立場で大いに活躍されることを期待しています。

 

     

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