令和7年BHN桑原基金寄附講座 : 演習課題の発表と討論 (その1) (その2)
2025年7月24日(木)15:11








2025年度前学期 「SDGsを支える情報通信論」
SDGsを支える情報通信論の全講義が終了し、演習課題の発表と討論が7月4日(金)と7月11日(金)の2回に亘り電気通信大学(以下、電通大)の教室で行われました。
本発表会は、「出身地域または出身国におけるSDGsに関する課題についてICTを活用して解決するためのアイディアや提案を検討する」という目的で、 学生たちは本講座で学んだことを基に各自持ち時間6分でプレゼンを行いました。

電通大 新C棟404号室でおこなわれた前学期発表会

発表会の段取りの説明をする由良名誉教授(電通大)
授業は4回分の授業時間を使って以下の日時に行われました。
第12回~第15回 7月4日(金)と11日(金) 5–8時限
演習課題の発表と討論(その1およびその2)
発表の評価ポイントは以下のような項目とされています。
(1) 卓越性
(2) 目的と研究開発計画の明瞭さ
(3) 野心性,イノベーションの可能性,先端性(例:画期的な目標、新しい概念、新しい取り組み)
なお、「2025年度「SDGsを支える情報通信論」履修者数(5月15日現在)の履修者総数 は、大学院博士及び修士課程に学ぶ日本 30人、留学生22人の計52人で、日本人の学生も昨年(19人)よりかなり増加していたのが特徴的でした。
それぞれ発表後には他の受講生から、具体的な事例や、実施する事で掛かるコストなどの様々な質問もあり、発表への興味関心の高さがうかがえました。また。発表者にとっても今後の研究への新たな課題が見つけられたのではないかと思われます。
今学期の締めくくりとして、8月6日(木)には現地視察見学会を実施します。昨年度は山梨県へ赴きSDGsに関連する施設でICT産業の現場を見学しましたが、今回は、東京都調布と茨城県つくば市へ赴きSDGsに関連する以下の施設でICT産業の現場を見学する予定です。
(1) NTT ℮-City Labo (東京都調布市)
(2) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO) (茨城県つくば市)
学生たちが、大学院の課程を無事修了し、実社会においてそれぞれの立場で大いに活躍されることを期待しています。