2026年度桑原基金寄付講座がスタートしました
2026年4月16日(木)11:34
「SDGsを支える情報通信論」 第1回授業を実施
2019年度に開講されて今年で8年目を迎える[BHN桑原基金寄付講座]の2026年度前学期講座「SDGsを支える情報通信論」が、2026年4月10日(金)、国立大学法人 電気通信大学(以下、電通大)において始まりました。
本講座は、「スーパー連携大学院プログラム」(注)の科目の一つとなっており、電通大だけでなく室蘭工業大学、秋田県立大学、長野大学の学生もオンラインで受講できます。
注:国際社会においてリーダーシップを発揮しイノベーションによる価値の創造を担うことができる「志」の高い修士および博士を育成することを目的として設立された、大学院の教育プログラム。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
講座の開始にあたり、本講座のコーディネーターの由良 憲二名誉教授(電通大)から挨拶の後、「イントロダクション」として、松浦 基晴教授(電通大)から本講座の首題、達成目標、及び授業内容と前学期(4月~7月)の講義スケジュールの説明が行われました。 授業豊富な国際経験を有する講師によりオムニバス方式で行われ、日程は末尾に示します。授業はすべて英語で行われます。

本講座開始にあたり挨拶をする由良名誉教授(電通大)

本講座の説明をする松浦教授(電通大)
イントロダクションに引き続き、富野 岳士講師(BHN理事・事務局長)により、「SDGsとは(BHNの活動を含む)」と題し、 第1回授業が行われました。学生の出席者数は留学生を含め34人でした。

2026年度前学期 第1回の授業の様子
講義では、まず本講座の提供団体であるBHNの団体概要及び活動がビデオで紹介されました。
その後、SDGs(持続可能な開発目標)が国連の目標として設定された経緯や、目標達成状況が示されました。SDGsは2015年に設定され2030年に目標を達成する計画でしたが、2025年の時点でまだ目標の35%しか達成されておりません。達成スコアの上位20位の国のうちフィンランドの87.02%を筆頭に19カ国がヨーロッパの国で日本は80.66%で19位となっています。
2030年以降の目標についても国連では議論が始まっていることも紹介されました。
SGDsについてよく知らない学生が多かったようですが、講義を聞くにつれ関心が高まったようで、各国のSDGs達成スコアの表の説明では自国のスコアを見て喜びの声を上げる学生もいました。また、講義終了後に富野講師に個別に質問する学生もいました。
本講座によりICT技術を用いてSDGsの目標達成に寄与する人材が育つことを期待しております。

講義を行う富野講師(BHN)
【SDGsを支える情報通信論 2026年度前学期授業日程】
第1回 4月10日(金)
イントロダクション、SDGsとは(BHNの活動を含む)〔松浦 基晴教授, 富野 岳士講師(BHN)〕
第2回 4月17日(金)
SDGs実現に向けた情報通信政策〔阪本 泰男講師(東洋大学)〕
第3回 4月24日(金)
SDGs達成の鍵となるエネルギー〔曽我部 東馬教授〕
第4回 5月 1日(金)
SDGs達成の鍵となる情報セキュリティ〔原田 要之助講師(情報セキュリティ大学院大名誉教授)〕
第5回 5月8日(金)
防災・減災におけるICT〔海野 忍講師(BHN)〕
第6回 5月15日(金)
医療におけるICT 〔米澤 麻子講師(NTTデータ経営研究所)〕
第7回 5月 22日(金)
福祉におけるICT〔高橋 裕樹教授〕
第8回 5月29日(金)
地球環境におけるICT〔田中 俊行講師(JAXA)〕
第9回 6月12日(金)
地域創生におけるICT〔三木 哲也名誉教授〕
第10回 6月19日(金)
自動車運転・運送におけるICT〔井上 友二講師(BHN理事)〕
第11-12回 6月26日(金)
演習課題の発表と討論(その1)(注)
〔松浦教授、高橋教授、由良名誉教授、山下 孚講師(BHN)〕
第13-14回 7月3日(金)
演習課題の発表と討論(その2)(注)
〔松浦教授、高橋教授、由良名誉教授、山下 孚講師(BHN)〕
第15回 7月10日(金)
演習課題の発表と討論(その3)(注)
〔松浦教授、高橋教授、由良名誉教授、山下 孚講師(BHN)〕
(注)演習課題:出身地域または出身国におけるSDGsに関する課題についてICTを活用して解決するためのアイディアや提案を検討する.
日程は未定ですが技術見学会も予定されています。
