2021年度 桑原基金寄附講座 「国際科学技術コミュニケーション論」 第9回講義を実施

2021年12月16日(木)12:08

 

 

2019年度の発足から今年度で第3期目を迎える[BHN桑原基金寄附講座]は、2021年10月8日(金)から後学期課程の講座を、国立大学法人 電気通信大学において、新型コロナウイルス感染予防対策を施した対面授業にて実施しています。

今学期第9回目となる講義はOECD(経済協力開発機構)の科学技術への取り組みとして、12月10日に講師:EJD(Europe-Japan Dynamics) 代表 栗崎 由子氏による全て英語での授業が実施されました。

講師:EJD(Europe-Japan Dynamics) 代表 栗崎由子氏

 

★講義科目「Your Communication Strategy for International Organizations」の内訳

 

副題:OECD’s Commitment to Science and Technology

1.Group Check in

2.What you must know about multi-lateral negotiations

3.About the OECD

4.Multi-lateral negotiations

☆講義の形態は、テキストの内容を説明・解説するという方法ではなく、学生全員と講師が対話をしながら進めるというドリル形式になっており、オンラインで参加している学生も含めて、全員が常に授業に集中した状態が保たれていました。

 

電通大の教室内では、海外からの留学生が13名参加しました。

 

「Group check in」

では、先ず次の3つの設問に答える形で、全ての学生が自己紹介をしました。

・Your name

・Where are you from ?

・The foreign country you feel most familiar with and the reason why

 

積極的に発言する学生

 

「What you must know about multi-lateral negotiations」(多国間交渉)に必要なもの

では、次のような手順で授業を進められました。

・例として、IDU(International Diversity Union)の委員会(※架空の委員会)において、アメリカ代表が、委員会における公式使用言語を現在の2か国語(英、仏)から、英語のみにしようと提案。それに対して、ベトナム、カメルーン、インドネシア、日本、中国、アメリカの参加6カ国の代表者として役を決め、その国の代表者としてあらかじめ決められた意見をもとに、賛・否とその判断根拠を発表するというドリルが実施されました。

ドリル進行の途中で、学生は設定された国の事情等を説明しながら、議題についてその国の代表者に成りきって具体的な答弁をし、かなり熱心に授業に取り組んでいたのが印象的でした。

 

学生と同じ目線で授業をすすめる栗崎講師

 

グループワークで学生同士の距離も近くなりました。

 

議題に対してグルーブ(加盟国)ごとに意見をまとめる学生たち

 

カメルーンの代表役として発言するインドネシアの学生

 

最後の栗崎講師からのメッセージにある

“Go out and enjoy working anywhere in the world!”

のメッセージどおり、今回の桑原基金寄附講座を受講した学生が、将来世界中で活躍してくれることを願っています。

 

また、栗崎講師の、国際的な活動の現場で鍛え上げられた英語は、内容及び発音共に大変すばらしく、また、欧州での生活が長いことから、フランス語も同様にご堪能ということで、今後ますますの御活躍が期待されます。

 

 

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