「BHN桑原基金寄附講座」 2021年度後学期講座最終日
2022年2月2日(水)10:14






科学技術コミュニケーション 発表会
今学期第14回目となる講義は「国際科学コミュニケーション論」に関する課題発表と討論として、1月28日に電気通信大学東3号館(総合研究棟3階 301号室)にて全て英語で実施されました。

最終講義はソーシャルディスタンスが保たれた教室で行われました
今回の発表会は、株式会社 日刊工業新聞社の山本 佳代子講師により行われた、1月7日開催の第12回桑原基金寄附講座:科学技術コミュニケーション論「マスコミと担当記者の活動」 “Science and technology communication: Media and reporter activities”、1月21日開催の第13回「研究成果の魅力が伝わる文章について」 “Text expressing the attractiveness of research results”で学んだ、新聞に掲載されるコラムの手法や、マスメディアの仕組み、記事のプレスの仕方をもとに、各自ミニコラム形式で記事を作成し発表するものでした。

講師:山本 佳代子氏 日刊工業新聞 論説委員・編集委員
7名の受講生が指名され、コミュニケーションに関するミニコラムというスタイルで作成された記事を発表しました。
中でも印象的だった発表の場面としては、コラムが全文会話形式の物があり、山本講師からは「会話形式の一部を文章に取り入れることはありますが、全文会話形式は一般的ではありません。また、会話の後に総論を入れると良いと思います。」というアドバイスがありました。

ミニコラムを読み上げて発表する受講生

ミニコラムを読み上げて発表する受講生
講義時間の後半は、山本講師により実際作成され日刊工業新聞に掲載された記事での講義が行われました。

新聞の紙面構成をわかりやすく解説する山本講師
今年度、10月8日から開催されてきた桑原基金寄附講座後学期講座も、この回で終了となります。
コロナ禍での開催では有りましたが、混乱もなく無事終了できて本当に良かったと思います。