令和4年6月24日、「BHN桑原基金寄附講座前期」 第9回講義概要
2022年6月27日(月)13:31





2022年度前学期「SDGsを支える情報通信論」
「BHN桑原基金寄附講座」 も第4期目を向かえ、今までにたくさんの受講生が本講座を受講しました。今年度前学期9回目となる授業が6月24日に電気通信大学で実施され、今学期もウィズコロナの下、対面授業と他大学向けのe-ラーニングによるオンライン講義の併用により進められています。

電気通信大学キャンパス 東3号館 3階301教室での様子
今回は、BHNの副理事長である海野講師により、以下の通り講義が行われました。

講義を行う海野講師
☆ 講義の内容

地震のメカニズムを説明
NTTグループの設備被災状況および、津波災害に強いまちづくり(より良い復興/創造的復興= Build back Better)の事例紹介
「防災3助の考え方」「防災計画」「防災対策例」「首都圏外郭放水路の仕組み」
・行政による中央防災無線網を活用した防災・減災情報伝達方法の紹介
・様々な緊急警報ツールの紹介
・情報通信の強靭化と防災対策、移動通信網の対策
・ICT測位による地震・津波予測、被災物・被災者探索方法の紹介
・センサーの種類と活用方法
・クラウドサービスの活用方法
・防災へのAI(予測や仮想現実)を用いた活用例の紹介
講義は終始・英語にて実施されましたが、各セクション解説後に受講生へ質問が無いか確認しながら進められました。
今回も講義後の質疑応答時間には、多くの受講生から避難方法や河川の水害等に関する具体的な質問が出され、受講生の防災に対する意識の高さが伺えました。

質疑応答の様子 その1

質疑応答の様子 その2

質疑応答の様子 その3

質疑応答の様子 その4