令和5年6月2日『BHN桑原基金寄附講座』:第7回講義「自動車・運転運送におけるICT」
2023年6月13日(火)10:44
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今年2番目の台風、及びそれに伴う前線の活発化による暴風雨の影響で、調布駅から電通大までの道路は、一時期傘もまともに差せない状況にありました。その様な悪天候の中でありながらも、教室には9名、オンラインは10名、合計19名の学生が受講しました。なお、後でビデオによるオンデマンドで受講する学生もいます。
今回は、「自動車・運転運送におけるICT」というテーマで 井上 友二講師/のうえノバ株式会社 代表取締役社長(BHN理事)が、講義を行いました。
[第7回講義]:「自動車・運転運送におけるICT」 井上 友二講師/BHN理事
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自動車業界だけでなく、生活環境での自動運転開発の実用性について様々な事例を交えて講義されました
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講義を行う井上講師
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台風2号接近中ではあったものの、教室自体は影響なく授業が行えました
今回の講義を聴き、ICTが自動車産業のみならず、私たちの生活において様々に結びついていることが、よく分かりました。また、自動車も5つのレベルに分かれ段階的に完全自動運転化に向けた研究開発が、世界中で日々行われていることも分かりました。自動運転に必要なプロセッサーの処理能力は120TOPS(TOPSはTera Operations per Secondで120TOPSは120兆回/秒)で、現在のパソコンのプロセッサーの2300倍以上の処理能力が必要だそうです。
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レベル4の自動運転技術車までは実現出来ている
講義のあと、教室やオンラインで聴講している学生から質問がありました。例えば、「自動運転技術ではだれが支配的なプレーヤになりそうでしょうか?」というような質問があり、「予想は難しいが、アマゾンがそうだったように利益がでるまで投資を続けられたところが支配的なプレーヤになるのではないかと思う」との回答でした。