【九州北部豪雨被災者支援事業 ~新しい段階を迎えた九州北部豪雨被災地からの報告~】

2019年12月23日(月)17:17   生活向上のための支援

 

2017年7月に発災した九州北部豪雨の被災地を対象とした、BHN九州北部豪雨被災者支援事業では、福岡県朝倉市の二つの応急仮設住宅団地(頓田仮設団地、林田仮設団地)で暮らす被災者住民の皆さまを対象に、BHN熊本事務所(熊本地震被災者支援活動で実績があり、熊本県を拠点として活動している地元組織:熊本シニアネット)及びBHN福岡朝倉分室(福岡県を拠点として活動している地元組織:ファイブネット春日)が協力した現地支援体制を構築して、事業期間:2018年2月21日~2020年3月31日の予定で、ICT活用面から被災者支援活動を開始しました。

 

2018年2月、2カ所の応急仮設住宅団地を対象に、BHN熊本事務所とBHN福岡朝倉分室の合同チームで「福岡朝倉版ドコモおくダケWi-Fiサービスアクセスポイント装置の設置・説明会」を開催しました。以来、2018年6月及び7月に、二度目の合同チームで現地訪問しました。同年9月には、BHN福岡朝倉分室が単独で現地訪問しました。

2019年2月に、三度目の合同チームで現地訪問しました。現地訪問の際には、印刷用紙、印刷用インク、事務用マーカ等々現地から要望された物品を届けながら、ドコモおくダケWi-Fiサービスアクセスポイント装置を含むICT設備コーナーの設備点検活動を継続しました。4月末、応急仮設住宅林田団地から印刷用インクの緊急追加支援要請が寄せられ、緊急郵送で対処しました。5月下旬、応急仮設住宅林田団地より「朝倉市・仮設住宅林田団地・自治会主催お別れ会(2019年6月9日開催)」への出席案内が届き、BHNテレコム支援協議会からBHN熊本事務所が代表して出席し感謝状を受け取りました。

その後も被災者住民の応急仮設住宅団地生活が継続したことから、BHNに支援活動の継続要請が届いていました。

 

2019年9月に入り、二つの応急仮設住宅団地の状況に大きな変化がありました。そこで、2019年9月25日~26日、BHN熊本事務所から2名(色見 高司 氏、尾形 邦彦 氏)が朝倉市役所(建設課、ふるさと課)、林田仮設住宅団地及び頓田仮設住宅団地を訪問しました。

まず、9月25日に、建設課担当者の案内で頓田仮設住宅団地集会所を訪ねました。集会所内部の片付けは全て完了し、頓田仮設住宅団地にはすっかり人影がありませんでした。近くに完成したばかりの新しい災害公営住宅柿添(かきぞえ)団地(30戸)への入居が進んでいました。
続いて訪問した林田仮設住宅団地では、全ての住民が退去し電気撤去工事作業中の状態でした。近くに完成したばかりの新しい災害公営住宅杷木(はき)団地(50戸)へ入居が進んでいました。
9月26日には、改めて朝倉市役所ふるさと課を訪問し、九州豪雨被災者支援活動の依頼元であった森田課長と面談しました。

BHNが実施した、ICTを活用した被災者支援活動に対し繰り返し感謝の言葉が述べられました。

 

福岡県朝倉市建設課を訪問(2019年9月25日撮影)

 

すっかり人影が無くなった頓田仮設住宅団地(2019年9月25日撮影)

 

頓田仮設住宅団地の近くに建設された災害公営住宅柿添団地(30戸)( 2019年9月25日撮影)

 

被災地の地域コミュニティ再生起点の一つとなる新しい災害公営住宅柿添団地集会所(2019年9月25日撮影)

 

撤去作業が開始されていた林田仮設住宅団地(2019年9月25日撮影)

 

林田仮設住宅団地の近くに建設された災害公営住宅杷木(はき)団地(50戸)(2019年9月25日撮影)

 

災害公営住宅杷木団地駐車場から見える九州北部豪雨災害の爪痕(2019年9月25日撮影)

 

福岡県朝倉市ふるさと課訪問
九州豪雨被災者支援活動の依頼元・森田 課長と色見 高司 氏打ち合わせ(2019年9月26日撮影)

 

九州北部豪雨被災地・福岡県朝倉市の二つの応急仮設住宅団地(頓田仮設団地、林田仮設団地)において実施してきました九州北部豪雨被災者支援活動は、当初の目的を達成し2020年3月31日に予定通りプロジェクトを終結させます。なお、新たな支援活動の必要性が生じた場合は、2019年度より開始している「国内災害ICT支援活動拠点ネットワーク事業」に移して取り組みます。

 

プロジェクトマネジャー(理事) 有馬 修二

 

*この事業はNTT西日本株式会社熊本支店からご協力をいただいております。

*NTTファイナンス株式会社(NTTグループカード)のポイント寄附にてご支援いただいております。

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