2014年4月:宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等における被災者の地域コミュニティ支援事業報告

2014年6月20日(金)16:16

南米チリ沖で日本時間2014年4月2日午前8時46分ごろ発生したマグニチュード8.2の大地震により、4月3日朝、東日本太平洋岸の各地に津波が到達しました。3日未明、発表された津波注意報に被災地では緊張が走り、避難勧告を発令した自治体もありましたが、幸いにして津波による陸上施設や人への被害はありませんでした。

東松島市では、初めてとなる東日本大震災の「災害公営住宅」への入居が4月1日、市内5地区254戸で始まり、仮設住宅で3年余りの避難生活を終えて新たな暮らしをスタートさせました。

そのような中、仮設住宅団地では、自治会役員の改選等新たな局面を迎えています。当会では、前年度に引き続き「自治会役員向けのパソコン研修」と「インターネット設備環境の巡回点検」を実施していくこととします。

● 自治会役員向けパソコン研修

4月に入り、自治会役員改選等により新たな役員が誕生したことから、パソコン研修の要望があり、昨年度より実地していた自治会役員向けのパソコン研修も、新しい役員に向けて始まりました。4月は、石巻市・仮設水押球場団地を対象に実施しました。この自治会は会長が交代し新会長自ら教えてほしいと依頼され、役員4名で2回実施したところです。

自治会行事の案内文書や配布資料作成に使いたいということで、ワードでの文書作成の基礎などを学習しました。段落書式の設定方法を教えると、「簡単な操作で便利に使えることに驚きました。」などの声がありました。

今後は、エクセルでの名簿作成や簡単な関数などを研修します。この仮設団地のパソコン研修は、週1回の開催で5月末まで行う予定です。

● インターネット設備環境の巡回点検

4月も引き続き、仮設住宅団地に設置したインターネット設備環境の巡回点検を行いました。

今月は、石巻市の仮設町北第3団地、仮設押切沼団地、仮設糠塚団地、仮設糠塚前団地、東松島市のグリーンタウン矢本第一仮設住宅の合計5カ所を訪問し、パソコン・プリンタ点検等メンテナンス作業を行いました。今後も快適に使用していただくために巡回点検は継続していくこととしています。

前年度、自治会役員向けパソコン研修を実施してきた石巻市の仮設前山団地では、2014年3月末の自治会総会で自治会解散が決定されました。

当会が提供しているパソコン等の管理が不能になるということで前自治会長から寄せられた撤収要請に伴い、4月7日パソコン等の撤収作業を行いました。今後、この様な新たな事態が出た場合、随時対応していくこととします。

石巻周辺被災者支援事業担当

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