2013年12月:宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等における被災者の地域コミュニティ支援事業報告

2014年2月7日(金)14:00

2013年12月4日、「3.11東日本大震災」発生から、ちょうど1,000日が経過しました。宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等被災地の仮設住宅団地では、地震の発生した午後2時46分、自治体の防災無線から市民に黙とうの呼びかけが行われ、夜には灯籠に灯をともして犠牲者を追悼し、復興への思いを新たにしていました。

● 自治会役員向けパソコン研修

12月の「仮設住宅団地の自治会役員向けパソコン研修」は、石巻仮設住宅自治連合推進会、そして石巻市仮設桃生中津山、仮設にっこりサンパーク、仮設糠塚前、東松島市赤井下区仮設、登米横山第1・2期仮設、志津川中瀬町仮設等6つの仮設住宅団地を対象に実施しました。

まず、「東松島市赤井下区仮設住宅と赤井中央公園仮設住宅の合同パソコン研修」について報告します。東松島市赤井下区仮設住宅では、10月から毎週水曜午後にパソコン研修を実施してきました。その成果もあって、この仮設住宅では活発な活動が行われていました。

一方、赤井中央公園仮設住宅は、24世帯という小さな仮設住宅であり、また入居者の出身地域が異なるためか入居者間の相互交流が乏しいとのことでした。そこで、活発な活動をしている赤井下区仮設住宅からヒントを得たいと訪問していたところに当会のパソコン研修日が重なりました。この日は早速、赤井中央公園仮設住宅の自治会役員3名も参加した臨時合同パソコン研修に切り替えました。

当日のパソコン研修では、間もなく迎える「クリスマス会の案内チラシ」を作りたいとの要望があり、早速研修内容に取り入れて指導したところ、可愛らしいチラシができました。これまでの手書きチラシとは違う風合いの仕上がりに「たくさんの住民に参加してもらえる」と期待を込めて話していました。

この日の出来事をきっかけにして、赤井中央公園仮設住宅自治会会長から、当会に対しパソコン研修を実施してほしいと新たな要望が出されました。今後は、二つの仮設住宅の合同パソコン研修を企画していくこととしました。

次に、「志津川中瀬町仮設住宅の夜間パソコン研修」について報告します。志津川中瀬町仮設住宅では、毎月第1週水曜日の夜(午後7時~9時)にパソコン研修を実施しています。

中瀬町仮設住宅は、南三陸町中心部の小高い丘に建てられた仮設住宅で、54世帯128人の方々が生活しています。この仮設住宅の自治会役員の大半は町外に勤めているため、昼間の研修では参加できないということから夜間を強く希望され、当会も応じることとしました。自治会会長さん、役員の皆さんは前向きに取り組み、1か月に一度のギャップを感じないくらい頑張っています。

7月から始めた研修はこれまでに6回目となり、回覧文書やチラシを作って活用できるまでになったと喜んでいただいています。もう少し上達するよう後3ヶ月間研修を継続していくこととしています。

?● インターネット設備環境の年末巡回点検

当会が、仮設住宅団地集会所にインターネット環境を構築し、パソコンを設置してから約半年間が経過しました。当会の宮城事務所から遠い場所に設置されている仮設住宅団地、及び最近訪問できていない仮設住宅団地を中心に21か所、2013年の「年末巡回点検」を行いました。その結果、パソコンの動作不具合が一件見つかり予備のパソコンと交換しました。

年末で多忙のためか、自治会会長や役員は不在の方が多く、奥様に立会っていただいたり、集会所の鍵は開けておくので点検してほしい旨の返答が多数ありました。

 

なお、今回の年末巡回点検ができなかった16か所については、2014年1月に巡回点検し、仮設住宅団地自治会の方々が情報収集や情報交換がスムーズに行える環境が良好に保てるよう努めていくこととします。

>>12月の当事業経理報告はこちら

石巻周辺被災者支援事業担当 有馬 修二(参与)

 

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