2014年1月:宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等における被災者の地域コミュニティ支援事業報告

2014年3月12日(水)14:47   緊急時の人道支援

2014年、新年を迎え、3.11東日本大震災から間もなく丸3年となります。宮城県石巻市・東松島市及び南三陸町等被災地各地でも、地域に伝わる各種のお正月行事が行われました。

当会が事務所を構えている東松島市では、大曲浜地区に伝わる伝統芸能である市無形民俗文化財「大曲浜獅子舞」が123日の両日、市内の仮設住宅や福祉施設、商店街など20か所を回り、震災で亡くなられた方々への追悼、住民の方々への感謝と激励、そして復興への思いを込めた舞を披露していました。

●自治会役員向けパソコン研修

1月の「仮設住宅団地の自治会役員向けパソコン研修」は、石巻仮設住宅自治連合推進会、そして石巻市・仮設糠塚団地、仮設南境第5団地、東松島市・赤井下区ふれあい公園仮設住宅、登米市・横山第12期仮設住宅、志津川・中瀬町仮設住宅の5ヶ所の仮設住宅団地を対象に実施しました。

今月は、「石巻市・仮設糠塚団地での自治会役員向け合同パソコン研修」の模様を報告します。この日のパソコン研修では、周辺仮設団地の仮設前山団地と仮設押切沼団地からの参加もあり、合計6名での合同パソコン研修会となりました。

研修内容は、パソコン初心者の方には基本操作から指導し、使い慣れている方々にはインターネット検索や会報誌の作成方法等個々の質問に答えながら指導を行いました。

三つの仮設住宅団地は、普段から、仮設住宅団地相互の交流があり、お互いに教え合ったり相談したりといった場面も見られるようです。今回のパソコン合同研修会は和気あいあいと雰囲気も良く、自治会役員相互交流の一層の発展に役立ったようでした。

複数の仮設住宅団地を跨った研修参加者同士の繋がりは研修の質向上のためにも必要であり、大事なことと感じさせられました。今後も、このような場が増えることを期待しながら、研修を行っていきたいと思います。

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●インターネット設備環境の巡回点検
昨年末に引き続き、仮設住宅団地に設置したインターネット設備環境の巡回点検を行いました。

1月には、東松島市・鷹来の森運動公園仮設住宅、赤井中央公園仮設住宅、石巻市・仮設万石浦団地、仮設町北第3団地、仮設黄金袋団地の5ヶ所の仮設住宅団地を訪問し、パソコン・プリンタ点検とメンテナンス作業を行いました。

今月は、「東松島市・鷹来の森運動公園仮設住宅の巡回点検」の模様を報告します。「鷹来の森運動公園仮設住宅」は市の中心部から約3kmのところにある公園とサッカー場や野球場などの運動施設のある鷹来の森運動公園敷地内にあります。

この仮設住宅は東松島市内において最後に建設され、東松島市及び石巻市で被災された70世帯の方々が生活していました。震災から210か月が過ぎ、家屋修理完了や生活再建の目途がつき戻られた方もあり、現在は50世帯となりました。

日中一人で過ごしている年配者が多い事から、自治会では毎週水曜日に集会所で「お茶会」を開催しているそうです。特に、寒いこの時期は家から出ることが少なくなり、ますます孤立してしまうので週一回の「お茶会」は欠かせないものになっているようです。

丁度、巡回点検でお邪魔した際も、温かいこたつに入り昔話や趣味の話題で賑やかにお茶会を楽しまれていました。参加されていた方は、顔を見ながら笑い合い話せることで元気が出ると話していました。

この自治会では、団地内イベントやお知らせをパソコンで作成、印刷をして全戸へ配布しています。プリンタ設置後、プリンタの使用頻度が高かったことから印刷不具合の問合せがあり、メンテナスのために何度か訪問していました。その後不具合は出ていませんが、この日は、簡単な対処方法などを説明し、自治会業務を円滑に進める事が出来るように指導しました。

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>>1月の当事業経理報告はこちら

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石巻周辺被災者支援事業担当 有馬 修二(参与)

 

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