ミャンマー カレン州・モン州の少数民族エリアでの電化事業

2022年10月6日(木)16:06

 

 

村民へのシステム説明の様子

 

当初1年間で終了する予定で始まった今期事業(第5期)もようやく10月末で終了出来ることとなりました。 第5期事業を要約すると以下のような計画です。

 

1.家庭用ソーラー発電設備をカレン州で4,572台、モン州で2,018台設置する。

2.カレン州の学校9校にコンピューター教育設備の導入(うち7校ではソーラーシステムも含む)

3.ソーラー設備を設置する村々から、「村の電気屋さん」となるべく「システムサポーター」として選抜された若者たちの訓練

4.既に過去の事業で2016-2018年の間に設置された家庭用システムの現状フォローアップ

 

事業をスタートして以来、2021年のクーデター以降引き続く、村々の中で、あるいは途中の道路での撃ち合いが頻発し、従業員たちが現場の村に入れないことも多発し、事業実施には困難を極めたが、9月一杯までにはすべての工事とシステムサポーターの訓練は終了し、現在はモニタリング作業のみが残されています。

上述の通り、地方の村々での軍政の軍と民衆側に立つPDF(People Defense Forces)との撃ち合いが多発した結果プロジェクトの期間も昨年10月末には終了予定であったのが、結局丸1年遅れて今年10月末終了予定となりました。

ミャンマーでは今後とも対立するグループ間での紛争だけでなく、必要資金の海外送金、機材の輸入等でも難しい状況が予想されるが、BHNとしては次期案件の形成に向けて少数民族武装勢力との話し合いを始めています。

次期案件の構想としては、家庭用ソーラーシステムに関してはこれまで5年以上にわたって既に約3万軒の家々に設置しましたので、今後は学校、クリニック等の公共機関の環境改善に力を入れていきたいと考えています。

 

学校でのコンピューター教室

 

学校でのシステムメンテナンス研修

 

村民宅でのモニタリング

 

プロジェクトマネージャー (副理事長) 相澤 紘史

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