【ミャンマー】カレン州・コーターホー村への水供給

2016年7月22日(金)15:19


ミャンマー・カレン州東部のコーターホー村は175世帯、人口1,500人余りの村ですが、多くの村人は、休戦協定ができるまで長い期間、国内、国外に難民として避難していた人たちです。

村には浅い井戸しかなく、乾季になるとすぐに水が枯れてしまうため、以前は約700メートル離れた隣村に掘った深い井戸から、パイプを引いて水を送っていました。しかし、コーターホー村には農業用貯水池もなく、水が調達できないため年間一度しか稲が作れません。そのため非常に貧しく、井戸のポンプを動かすガソリン代も集められずに、7~8年の間バケツや竹筒などで近所の川や村などから水を運ぶ生活をしていました。

州政府としても、何度も陳情を受けて村の窮状は分かっていたものの、予算を当てられずにいました。BHNでは、コーターホー村からの要望を受け、ガソリン代が要らないソーラー発電設備と高性能な井戸ポンプを設置することを提案しました。井戸から村までの送水パイプはところどころ破損していましたが、BHNがポンプを設置するのなら、破損個所の修理は村民が自分たちで修復してくれることになりました。

6月初めに工事が完成し、ポンプが動き始めると村の貯水タンクはすぐに一杯になり、村人は大喜び、早速村の代表者が感謝状をもって遠く離れたBHNのオフィスにまで来てくれました。

 

ミャンマー・カレン州プロジェクトマネジャー(理事) 相澤 紘史

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